珍しくブラジルで何度も流暢な英語で話しかけられた時のお話

前回のお話:ブラジリアでバスと地下鉄(メトロ)を乗り継いでバスターミナルに行った

南米放浪記〜ブラジル・サンパウロ→レンソイス国立公園【移動編2】〜

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ブラジリアから36時間のバス旅行が始まった僕は車内で音楽を聴いたり外を眺めたりしていた。

ブラジルのバスは高いくせに質が低い。今回も約1.5万円も払ったのにバスの座席はまさかの4列シート。これで36時間ってただの拷問でしょ?

 

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バスの中で一人の青年と話をする

バスに乗って数時間後。どこの街かわからないバス停で一人の青年がバスに乗ってきた。彼は流暢な英語で話しかけてきたんだよね。

「君、日本人?」

「そうだけど・・・?」

「どこに行くの?」

「サンルイス。バスを乗り継いでレンソイス国立公園に行くよ」

 

それからしばらく無言の状態が続いた。

外の景色はひたすら農地が広がる。時々、車や農機具メーカーなど、農業に関連しそうな会社の建物があった。

「俺、あの会社に勤めてるんだ」

「ヘぇ〜そうなんだ。給料はどうなの?」

「まぁまぁかな。でも、明日辞めようかと思ってるんだ。」

「えっ?辞めるの?なんで?」

「だって、こんなド田舎ばっかり派遣されるんだもん」

 

どうやら、彼はサンパウロやリオデジャネイロみたいな大都市を拠点にしたいらしい。確かに農業系の会社に勤めてるとド田舎に派遣されることも多そうだよね。

そして、彼の会社の名前はよくわからなかったけど、どうやら本社がアメリカにある農業系の会社のようだった。だから彼の英語が流暢なわけだ。

「ところで、君何歳?」

「23歳だよ。そっちは?」

「24歳だよ。」

「仕事は?」

「今はしてない。この旅が終わったらオーストラリアに出稼ぎしに行くんだよね」

「日本は賃金低いのか?」

「少なくともオーストラリアよりは低いよ」

「そうなんだ・・・」

 

彼は色々と思い悩んでる様子だった。どこの若者も考えてることはあまり変わらないなぁ・・・そんなことを思いながら時が過ぎていく。

「明日辞めるって言ったけど、今日はどこに向かってるの?」

今日は出張でド田舎のよくわからない街に向かってるよ。バスターミナルでボスが待ってるからそこで辞めることを伝えるのさ」

「それなら電話でもよくない?なんでわざわざ行くの?」

「俺の車がそこにあるからだよ」

「なんで?」

「ボスに貸したんだよ」

 

そして、彼はバスを降りて行った。

「じゃな!良い旅を!」

「ありがと。早く次の仕事が見つかるといいね!」

 

サンルイスのバスターミナルでも話しかけられる

ブラジリアからサンルイスは36時間のバス旅って聞いてたけど、実際は38時間かかった。そして、僕はさらにサンルイスからレンソイス国立公園の入り口にあたるバヘリーニャスにバスで向かう。

着いたのは朝9時。ちょうどバヘリーニャス行きのバスが行ったところだった。どうやら14時まで待たないといけないらしい。

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ベンチで座っていると、学生っぽい服装をした青年に声をかけられた。

「君、日本人?」

「そうだけど・・・?」

 

また英語を流暢に操る人に出会った。ちなみに南米で英語を流暢に操る人は意外に少ない。

「俺、次は日本語を勉強したいと思ってるんだよね」

 

彼は、英語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語ができるらしい。まぁ、ポルトガル語とスペイン語は似てるらしいしな・・・それにしてもすごいな。

そんな彼はすぐ人に話しかける元気なやつで、隅の方でアクセサリーを売っていたバックパッカーのカップルにも声をかけていた。

そして、すぐに仲良くなる。

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どうやらこのカップルはアルゼンチンのウシュアイア出身で過去にニュージーランドへワーホリで行ったことがあるらしい。というわけで、この人たちも英語を流暢に操っていた。

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「日本人はワーホリビザが簡単に降りるんでしょ?」

「イギリス以外はね」※日本人のイギリスへのワーキングホリデービザは年間1000人まで

「私たち、今度オーストラリアに挑戦しようと思ってるの。でも、年間1000人までしか取れないし、英語のテストや健康診断とかいろいろあって面倒なんだよ。君はオーストラリアのワーホリビザはすぐに取れた?」

「3日で降りたよ。実質お金払うだけみたいなもんかな。特に英語のテストも健康診断もないし」

「いいなぁ・・・」

 

こういう時に、日本で生まれてよかったなって思う。日本人はビザに関しては本当に恵まれてるよね。

そんな彼らはレンソイス国立公園から帰ってきたところだったらしい。お互いに情報交換をして次の目的地に備えた。

「次はオーストラリアで会おう!」

「いや、何年後かにウシュアイアなら行くからその時に家泊めてよ」

「もちろん!でも、オーストラリアでも会おうぜ!」

「その前にビザ取れよ!」

 

そう言ってバスの待ち時間はあっという間に過ぎた。

 

バヘリーニャスで英語が流暢な客引に全てまかせる

サンルイスからバヘリーニャスまではバスで4時間。38時間のバス移動の後の4時間は非常に短く感じるもので、あっという間だった。

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バヘリーニャスに着いた頃にはあたりは暗くなっていた。宿の予約すら取っていない僕は若干焦ってたんだけどね。

バスを降りると、いろいろな方向からポルトガル語が飛び交ってくる。何言ってるかわからないけど、だいたい見当はつく。

「宿とツアーを手配するよ!」

これ以外に何がある?

ポルトガル語が飛び交う中、僕は聞こえないふりをして進もうとしたら一人の青年が流暢な英語で話しかけてきた。

「英語は通じる?」

「もちろん」

「俺が宿とツアーの手配するよ」

英語で会話をするとポルトガル語の嵐が一瞬にしておさまった。

「また、あいつが取りやがった」と言わんばかりの雰囲気でみんな散っていた。そして、その様子を見た僕は普段からこうやってお客さんを取ってるんだろうな。なら信用できるだろうと思った。

だって、もし、彼が詐欺師だったり、評判が悪かったりしたら周りは必死に何か訴えてくるでしょ?

そんな彼はバヘリーニャスの滞在期間中、本当に親切にしてくれた。このことについては次回以降に書くので、今回はここまで。

 

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次回のお話:バヘリーニャスの治安は思ったより悪くない〜ツアー前日の休息日〜

 

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