インドでバスのトラブルに遭遇。バス乗車時に気をつけることをまとめたよ!

2017年2月13日。僕は南インドのチェンナイからクミリーという町に向かうバスを予約していました。エアコンなしのスリーピングバスです。

今回のインド旅で一番頭にきた。というか、今回は完全にキレました。いつもテキトーなインド人を見ていて「これがインドか〜」と他人事でしたが、いざ自分が巻き込まれるとめっちゃイラつきますね笑

というわけで、トラブルの内容とインドでバス乗車時に気をつけることをまとめておきました。

 

チェンナイの旅行代理店でバスのチケットを購入

昼頃、チェンナイの鉄道駅「Chennai Central」から歩いて5分くらいのところにある旅行代理店で翌日の夜に出発するバスチケット「チェンナイ〜クミリー」を購入。

手数料は100ルピー。バスの運賃は700ルピー。合わせて800ルピーを支払いコピーをもらう。これがチケット代わりらしい。

集合場所と集合時間についても丁寧に教えてもらう。

映画館の近くで18時半集合。待ってたらバスが来る。

このような説明を受けました。

 

集合場所に30分前に到着

翌日。暇だったし・・・ということもあって、集合場所に早めに到着。

 

集合時間の10分前になっても音沙汰なし

集合時間の10分前になっても何もない。誰かスタッフの一人でもいると思っていたんだけど・・・心配になって電話するも繋がらない。

周りでバスを待ってる人も「何度も電話しろ!」と。とりあえず電話をかけまくるも繋がらない。

 

集合時間を過ぎても音沙汰なし

インドのバスは「Never on time」という話も聞いてたし・・・ということでずっと待つことに。電話しても繋がらない。

 

集合時間を30分過ぎた頃に電話がかかってくる

電話に出ると、「&#$&*+TレY!#$エ%R&?」・・・何言ってるかわからない。近くで同じくバスを待ってるインド人に変わってもらったんだけど、どうやら電話の主は「タミル語」しか通じないらしい。

僕が変わってもらったインド人は「タミル語」がわからないらしく、電話の主は英語も通じなかったので何言ってるかわからなかったとのこと。同じ国の人間同士で言葉が通じないってリアルにあるんだなぁと。インドって大変な国ですなぁ〜と呑気に思っていました。

ちなみに、チェンナイは「タミル語」が母国語(母州語?)だそうです。

 

集合時間から1時間が過ぎた頃にまた電話がかかってくる

今回は現地の人であろう警察の人が近くにいたので変わってもらいました。すると、警察の人が「おいで〜!」と言うのでついていくと、50mくらい移動したところにバス会社のオフィスがありました。とはいっても遠目から見たらただの空きスペースですけど。

実際の集合場所

 

「お前、なんで時間通り来ないの?」と怒られる

どうやら、この警察の人が連れて行ってくれた場所が本来の集合場所だったらしい。僕が旅行代理店から説明を受けた集合場所と50mほど位置がずれていたんですね。

集合場所の住所が書かれた紙

 

 

結局バスはすでに行ってしまったらしい。ここで色々やりとりがあってブチ切れてしまいました笑

 

旅行代理店が指示した集合場所が間違っていた

そもそものお話ですが、旅行代理店が悪いだけであってバス会社の人たちも別に悪くないんですね。電話を何度もシカトされたのにはイラッとしたけど。

旅行代理店の人が「この住所付近にオフィスがあるから、そこで点呼取ってもらって」くらいのことを言ってくれれば、その住所付近でオフィス探したのに。「待ってたらバスが来る」なんて言うから指定場所で待ちぼうけを食らってたわけですね。

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途中まで行くバスに振り替えてもらった

結局、クミリーまで行くバスはもうないとのこと。30分後に「マドゥライ」というクミリーに行く途中に通る町まで行くバスに振り替えてもらいました。そして、そこからローカルバスを乗り継いで翌日の昼頃にクミリーに到着

マドゥライ行きのバス。座席のシートだった・・・スリーピングシート予約したのに。

マドゥライで長距離用バスターミナルから近距離用バスターミナルに移動。

無事、クミリー行きのバスに乗る

「クミリーに行くなら降りろ!」と言われ、よくわからない小さい町で乗り換え

僕が実際に乗ったバス

クミリーに到着

 

まとめ:バスチケットはバス会社で直接買え

これが一番手っ取り早いです。バスチケットはバス会社で買いましょう。バス会社でチケットを買えば、集合場所はそのチケットを買ったオフィスになります。こっちの方が確実ですよね。

インドには近距離バス「ローカルバス」と長距離バス(プライベートバス)がある

インドには近距離の「ローカルバス」とバス会社が運営する「プライベートバス」があります。「ローカルバス」はおそらく政府が運営してます。掲示板に「government」と書かれていました。下の写真は僕がプドゥチェリーからチェンナイに移動した時に利用したバスの時刻表ですが、下の方に「government」と書かれています。

ローカルバス

プライベートバス

前回、僕はバンガロールからプドゥチェリーまで「プライベートバス」で移動しました。この時は、バス会社で予約を取ったので、集合場所がチケットを予約したオフィスだったんですね。

>>参照:バンガロールからプドゥチェリー(ポンディチェリー)へ。寝台バス(A/C Sleeper)を使って移動したよ!

「ローカルバス」はただ乗るだけ。「プライベートバス」は事前予約が必要。乗る前に点呼がある

ローカルバスは日本でいう「市営バス」みたいなものです。ただお金払って乗るだけです。インドのローカルバスは乗ってから係員がお金を回収しにくるシステム。タイと同じですね。

プライベートバスは日本でいう「高速バス」です。事前に予約が必要。日本と違うところは、乗る前に必ず点呼があるということ。集合場所に着いたら係員らしき人を探して声をかけましょう。でないとバスが停まらず行ってしまいます。

もし旅行代理店でバスの予約をしたら、指定された集合場所付近に必ずバス会社のオフィスがあるから、声をかけよう

旅行代理店でバスを予約した場合、集合場所の住所を渡されます。もし、その住所に行っても何もなかったら、周辺をくまなく探しましょう。必ずバス会社のオフィスがあるはずです。心配だったら事前に場所を下見しておいてもいいと思いますよ!

というわけで、インド旅行をする方にこの情報が役立てば幸いです。