ゴアの船上カジノに通ってみて。感じたこと、知ったことをまとめたよ!

2017年2月下旬から3月上旬まで。僕はインド南西部に位置するゴア州パナジという場所に滞在しています。パナジは「インドのラスベガス」と僕が勝手に命名しました。理由は「カジノがある」から。

アメリカもそうですが全土において賭博が合法というわけではありません。ラスベガスの印象が強いせいかアメリカではどこでもカジノがあると思ってる人もいるかもしれませんが。

例えば僕が今思いつく中で挙げるとハワイにカジノはないはずです。だって違法ですから。それからカリフォルニア州も実は賭博行為は違法です。ただし、お客同士が賭け合うのは合法なのでカリフォルニア州ではポーカーが盛んになったのでは?という人もいます。あと、詳しいことはわからないのですがブラックジャックとバカラも一応合法だそうです。

インドでも、基本的に賭博行為は禁止です。しかしゴア州のみ合法になります。また、インドではポーカーがスキルゲームとして認知されているため賭博行為ではないという認識です。なので、インドでは街によってポーカールームが存在します。僕が確認したのはバンガロールのみですが。

しかし、ゴア州でもディーラーとの賭け事は基本的に違法。なので、本土にあるのは機械仕掛けのマシーンのみ。んじゃテーブルゲームはどこにあるの?というと、海上にあります。どうやら海上だと管轄が違うとかで無理矢理オーケーなんだとか?アルゼンチンでもそんな感じのカジノが確かありましたよね?ここら辺の事情は僕自身よくわかりませんが。

とにかく、インド人の金持ちはゴアへカジノしに遊びに来る人が多い印象です。今回、僕はインド旅行の資金をゴアの船上カジノにあるポーカールームで稼ごうと思いゴアに行きました。

結果から言うと4日間で3回通い、約10万ルピー(約17万円)の利益を出したので、チャラくらいにはなったでしょう。今回は、その船上カジノに通った4日間であった出来事をまとめました。

※カジノ内は撮影禁止なので写真はありません

※2017年3月時点で1ルピー=約1.7円です

<スポンサーリンク>

ディーラーの半数が中国系の人だった

インドのカジノなので、当然スタッフもインド人ばかりなんだろうなと思ってたのですが、半数くらいのスタッフは明らかなアジア系。おそらく中国人。そのスタッフの一人と少しだけ話す機会があったのですが、インドコロニー出身と言ってました。どういうことなのかよくわからないのですが、インドに中国系コロニーのような場所があるのでしょう。おそらく。

 

街では見かけないほどの大金をガンガン賭けていた

バックパッカーでインドを訪れると、大体の人は安いレストランで食事して安いホテルに泊まって過ごすでしょう。1日の予算を1000ルピー以下にしてる人なんかが大半ではないでしょうか?なので、「インドは安い!」と思うでしょうし「インドは貧しい」と旅をして感じると思います。

しかし、ゴアのカジノに行くとその感覚は一気に吹っ飛びます。老若男女問わずものすごい額のチップを賭けるんですね。一回で万単位とかザラです。片手に10万ルピー分のチップを持ってるなんて普通です。旅の序盤ではインドの最高紙幣である2000ルピー札が高額すぎて使い物にならないと嘆いてましたが・・・

ゴアの船上カジノでは2000ルピー札なんてただの紙クズ同然の価値しかありません。同じ国なのにここまで価値観に差があるのかと、見ていてただただ驚くばかりでした。

実は、ゴアのカジノって入場料取られるんですね。僕が行ったカジノは入場料だけで4000ルピーでした。日本円で7000円ってところでしょうか。しかし、彼らにとって4000ルピーなんてタダ同然の値段なのでしょう。

ちなみに僕が行った時はちょうどポーカーのトーナメント大会が開催されていて、その影響でたくさんの人が集まってたようです。僕自身トーナメント大会にも2つ参加しましたが、2つとも賞金圏内に入る前に負けてしまいました・・・

 

カザフスタン出身の方と話す機会があった

ポーカーのトーナメント大会で同じテーブルだった女性と大会後にたまたまレストランで会い、お話しする機会がありました。

見た目は完全にアジア系だったので中国人なのかな?と思ったのですが、聞いてみるとカザフスタンのアルマトゥイ出身。

以前は中国で5年間働いていて、ロシア語・カザフスタン語・英語・中国語の4つを理解できるそうです。2013年には東京周辺にも観光で3週間滞在したことがあるとのこと。

深くは突っ込みませんでしたが、おそらくカザフスタンの中でも富裕層に属する方なのかなと。どうやら、アルマトゥイから車で1時間の距離に地元では「リトルラスベガス」と呼ばれる場所があるらしいです。そこにはカジノがたくさんあり、よくそこでポーカーをしてるとのこと。

僕自身、今年の7月〜8月あたりにキルギスへ行こうかなと思ってたのでついでに寄ってみようと考えてます。キルギスの首都ビシュケクからアルマトゥイまでバスで5〜6時間くらいしか離れてないみたいですし。

 

というわけで、ゴアの船上カジノでのお話でした。もし、機会があったら旅先でカジノに寄ってみてください。みんな遊びに来てるだけなので気さくに話せますよ!