海外で働いているというわけではないけど、長期で海外にいる人って多いかと思います。
特に多いのは留学生。それから、あまり数は多くないですが数ヶ月、数年単位で長期旅行をしている方。
留学生や長期旅行者に多いのは、やはり「金欠」ではないでしょうか?
留学するにしろ長期旅行をするにしろ日本でがっつりと貯金してから来ている人が大半でしょうが、やはり少しずつ貯金が減っていく生活というのは精神的にくるものがあります。
「だったら働けば良いじゃん!」
となるかもしれませんが、留学生のほとんどは学生ビザ。長期旅行者は観光ビザ。基本的に就労が法律上許可されていません。
学生ビザに関しては、オーストラリアなどの一部の国では制限付きで就労が許可されていますが、基本的には許可されていない国が多いです。
というわけで、今回はビザ関係なく海外でお金を稼ぐ方法について記事をまとめたので、よかったら参考にしてください。
クラウドソーシングのサービスを使う
まず、手っ取り早いのはクラウドソーシングを使って仕事をするという方法です。
無料で登録ができるクラウドワークスやランサーズといったサービスを使うことによってお仕事を得ることができます。
よくあるのがライターのお仕事、動画編集、写真編集、プログラミングなどなど。基本的にはパソコンを使ったお仕事。
とはいえ、さまざまな種類のお仕事があるので自分ができそうなお案件を見つけたらまずは連絡してみることをおすすめします。
企業や個人がお金を出してでも誰かに頼みたいことを案件として募集し、逆にスキマ時間で小遣い稼ぎしたい人が、その募集に応募する。お互いの利害が一致したサービスです。
これであれば場所にとらわれずお金を稼ぐことができます。中には、こういったクラウドソーシングのみで生計を立てている人もいるくらいなので、やりようによっては効率よく小遣い程度なら稼げるでしょう。
ちなみに、クラウドワークスとランサーズはどちらがいいの?ということについてですが、どちらもそんなにかわらないです。
両方に登録しておけば、よりたくさんの案件から自分ができそうな仕事が見つかるのではないでしょうか?
留学生であれば留学事情について書いてほしいという案件であれば実体験をもとに書くことができますし、長期旅行者であれば観光情報についての記事を書いてほしいという案件であれば書けるのではないでしょうか?
ちなみに、僕自身は逆に、クラウドワークスやランサーズを時々使って記事を誰かに書いてもらったりしています。いわゆる外注というやつですね。
もしかしたら僕が出している案件を見つけたりすることもあるかもしれませんね!
治験に参加する
治験とは、まだ認可されていない薬を飲んでその際の血液などの体のあらゆるデータを提供するお仕事です。ようするに人体実験ですね。
これだけ聞くと「それめっちゃ危なくね?」と思うかもしれませんが、実際にはすでに他に国では販売されている薬を日本人向けに販売するために治験でデータを取るというようなことも多いです。
それに、治験では実際に販売する量の1/100程度に薄めたり(治験による)など、安全を最優先に行われます。
僕自身もイギリスの首都ロンドンにあるリッチモンド・ファーマコロジーと呼ばれる会社の治験を受けたことがありますが、全く問題ありませんでした。
むしろタダで精密な健康診断を受けれるし、入所期間は暇なので溜まっていた作業をすることができました。(施設内のネットは爆速なので最高の環境です)
食事は1日3食でます。お世辞にも美味しいとは言えないし、絶対に完食しないといけないというルールはありますがw
しかも、ロンドンまでの交通費は僕の時で500ポンド(7~8万円くらい)まで出ました。近隣のヨーロッパ諸国であればロンドンまでの往復チケットを買っても余裕ですね。
結局僕は交通費と治験の報酬(軽減負担費用と言います)合わせて約60万円いただきました。
個人的にこれはかなり良いバイトだと思います。都合があればまたやりたいとさえ思っているくらいですw
このロンドンでの治験に関しては、詳しく記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
>>【イギリス治験体験談】ロンドンで治験を受けて40万円を稼いだお話。【リッチモンドファーマコロジー】
キャッシュジョブをする
まず、これは本来違法であるということを認識しておきましょう。しかし、実際には色々な国で暗黙の了解で行われているのが現状です。たまに摘発されたりなんて話も聞いたりしますけどね。
ようするに違法就労で、働いた分のお給料を現金でもらうことをいいます。
僕の友人がブラジル・サンパウロでスキミング被害にあい口座凍結され深刻な金欠になった際に、リベルダージというサンパウロにある世界最大の日本人街にある日本食レストランへ飛び込み営業をして、無事に仕事を見つけ、2ヶ月間住み込みで働いていました。
もちろん、就労許可はないので給料は現金で受けとっていたそうです。
このような感じで、もし本当に切羽詰まっていたら試しにレストランやホテルに行ってみてマネージャーに聞いてみましょう。もしかしたら、働けるかもしれませんよ?(責任は取れません)
住み込みで働く
これはキャッシュジョブと違いお金のやり取りが発生しません。
ホステルなどで住み込みで働く代わりに、寝る場所と食事を提供してもらう契約です。
賃金は発生しない代わりに、固定費は一切かかりません。なので、こういった感じでお金のかからない環境を作って、最初に紹介したクラウドワークスやランサーズといったサービスを使ってお金を稼ぐのもその場しのぎには良いかもしれませんね。
ちなみに、住むところと食事を提供してもらうだけなので、1日4時間程度働いてあとは暇ということが多いです。
ちなみに、僕はオーストラリアで3週間くらいこういったことをやりましたが、1日1〜2時間トイレ掃除をする代わりに宿代を無料にしてもらっていました。
こういう仕事を見つける方法ですが、地道に飛び込み営業をする。もしくは、Workawayというサービスを使うことによって見つけることができます。これの農業版でWWOOFというサービスがあります。
どちらも登録に少しお金がかかりますが、オンラインで探すことができるので非常に有効な手段と言えるでしょう。
【ネタ枠】スヴァールバル諸島で働く
もはや、金欠の人が選ぶ手段ではないのですが簡単に海外で就労する方法があります。ずばりスヴァールバル諸島で働くというもの。
スヴァールバル諸島は北極圏にあるノルウェーの領土です。北緯74~81度に位置する極寒の地。
なんと、ここではビザ関係なく誰でも自由に商売することができるし、就労することもできます。完全に合法です。
とはいえ、地図でも分かる通り寒いのは明白です。
なので、ここまで規制を緩くしているのでしょう。
僕は結構興味を持っていて、一度ここで就労しようと密かに計画を立てていますw
もし、ここで働いたことのある方がいらしたら、ぜひ連絡ください。非常に興味を持っており、お話を聞かせていただきたいです。
さいごに
どうしても金欠で海外でこれ以上はやっていけない。そうなると、結局は帰国という選択肢を取らざるを得ない場合もあるはず。
日本でお金を貯めて、中断した海外での活動を再開するための資金を貯めるのも非常に有効な手段ですよ。
僕は、日本に一時帰国した際にリゾートバイトと呼ばれる旅館やホテルで住み込みで働くバイトを何度かしたことがあります。
住むところと食事を無料で提供してくれるので、働いたお給料をそのまま貯金に回すことができます。実際にはコンビニや自販機で飲み物を買ったりで少しはお金を使いますが。
リゾートバイトは海外からでも申し込むことも可能なので、もし帰国してサクッと効率よくお金を貯めたいのであればおすすめできますよ!
群馬県の草津温泉にある旅館で3ヶ月間働いた時の体験談を記事にまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
3ヶ月ちょっとで70万円ほど稼いで、そのお金で撮影機材(Gopro・ドローン・その他諸々)を購入しました。
>>【リゾートバイト体験談】草津温泉で3ヶ月間、住み込みで短期のリゾバをしてきました。
また、リゾートバイトに関するサイトも運営しているのでよかったらこちらも参考にしてみてください。