2016年12月1日。タイ・バンコクからカンボジアとの国境の町アランヤプラテート(Aranyaprathet)までタイ国鉄で移動しました。
アランヤプラテートは、バンコクからアンコールワットのあるカンボジア・シェムリアップまで陸路で移動する時に必ず通る町です。旅好きの方なら知ってる人も多いでしょう。
バンコクーアランヤプラテートまでの移動方法はいくつかあります。
- 長距離バス
- カオサンからのツアーバス(シェムリアップ行き)
- タイ国鉄
- カジノバス(国境を越えてカンボジア・ポイペドにあるカジノに行くことが前提)
- タクシー
- レンタカー
今回、僕はタイ国鉄を利用して移動したので、そのことについてまとめました。
タイ国鉄のバンコク→アランヤプラテートは1日2本のみ
タイ国鉄を利用する場合、バンコクーアランヤプラテート間は1日2本しかありません。出発時間は5:55・13:05。所要時間は5時間半と言われてますが、1時間くらいは余計に見積もった方が無難です。
1日でシェムリアップへ行く人は朝5:55発の列車に乗る人が多い
1日でバンコクからカンボジア・シェムリアップにまで移動する人は朝5:55発の列車に乗ります。というのも、13:05発の鉄道に乗るとアランヤプラテートに到着した時点で外は真っ暗です。
というわけで、あまり現実的ではないですよね。1日でシェムリアップまで一気に行く人は朝の列車に乗ってください。
「バンコク→アランヤプラテート」タイ国鉄で移動の詳細
タイ国鉄のバンコク駅は「ファランポーン」
タイ国鉄のバンコク駅はファランポーン駅と言います。タイ国鉄はファランポーン駅を中心に東西南北へと鉄道が走っています。北に行けばタイ第2の都市「チェンマイ」。南に行けば、マレー鉄道と接続してそのままシンガポールまで行きます。(国境で乗り換える必要があります。)
バンコクーアランヤプラテートのチケットの購入方法
チケットの購入はファランポーン駅の構内に受付がズラッと並んでるので、そこで買うことができます。
運賃は48バーツ
バンコクーアランヤプラテート間の運賃は48バーツ。日本円だと約150円でしょうか。衝撃の安さです。ちなみに、バンコクーアランヤプラテート間は約250kmです。
ちなみに、タイ国鉄の座席は1等〜3等の3つのグレードがあるんですけど、バンコクーアランヤプラテート間に限れば3等座席(一番低いグレード・自由席)しかありません。
列車に乗る時の注意点
今回、僕は13:05発の列車に乗りました。その時のことで気を付けておくことをまとめておきます。
列車が短いので手前側で待つのが無難
僕は何も考えずに駅の構内を歩いて前の方で待ってたんですね。そしたら、列車が意外に短くて、僕の前を通り過ぎてしまいました。
自由席なので、列車が来た時は座席の取り合いです。長い時間乗るので、座席を確保できないとかなりキツいと思います。ちなみに、僕が乗った13:05発の列車は満席。立つ人もいました。
座席はプラスチック。お尻が痛くなった
座席は硬いです。クッションなんてものはありませんでした。ただ、色々な記事を読み漁ってると、クッションが付いた座席もあるようです。こればかりは運なのかもしれませんね。
列車内はホコリや小さな虫が飛んでいる
移動中、列車の中はホコリ・タンポポの種みたいなもの・蚊が飛んでいます。時々目に入るので、コンタクトレンズを利用してる人は気をつけましょう。移動の時はメガネの方がいいのでは?と思いました。
列車内の雰囲気(治安)は悪くはない
こればかりはその時に居合わせた人によりますが、僕が乗車した時はスリなどの危険を感じることはありませんでした。
乗客の8割は地元の方が通勤・通学・買い物での利用。残り2割が外国人旅行者。こんな感じでした。
あまり警戒しすぎる必要もないでしょう。貴重品は身から離さないなど最低限のことに気をつけてればいいのでは?と僕は感じました。
アランヤプラテート到着後に気をつけること
タイ国鉄でアランヤプラテート駅に到着しても、そこから国境までは徒歩で行くような距離ではありません。6km離れています。
なので、ソンテウ(乗り合いトラック)もしくはトゥクトゥクを利用することになります。
トゥクトゥクの運転手は基本的に値段を吹っかけてくる
トゥクトゥクを利用する場合は、必ず値下げ交渉をしましょう。最初の言い値は確実に吹っかけた値段です。僕の場合は100バーツと言われました。(しかも国境までではなく、街中のホテルまでなのに)そして、「ちょっと高いよ〜」って言ったら80バーツになりました。
この時、僕は列車内で他の旅行者2人と知り合ってトゥクトゥクをシェアしようという話になっていたので、3人で80バーツ。これで街中のホテルまで移動しました。
昼間であればもう少し下がったと思います。ただ、到着した時点ですでに外が真っ暗だったので、少し下がったところで折れました。
日が暮れてからの値段交渉は慎重に
日が暮れてからの値段交渉は気をつけたほうがいいです。運転手の気分を害すると、人によっては途中までしか行ってくれず、追加料金を請求する人もたまにいます・・・
夜の移動は危険ですし、トゥクトゥクやタクシーのドライバーもそのことは知ってます。ほどほどに値段交渉してサクッと折れましょう。深夜料金だということで割り切ってください。
というわけで、今回はタイ国鉄を利用したバンコク→アランヤプラテートの移動についてでした!
アランヤプラテートでは3泊するので、街中のレポート記事。利用したホテルレビュー記事を次回、続けて更新します。