【タイ・カンボジア陸路国境越え】国際バスの夜行便でシェムリアップ→バンコクへ行きました

カンボジア・シェムリアップとタイ・バンコク間は国際バスが行き来しています。

・所要時間は約12時間(夜行の場合)

・運賃は$26~32(夜行は$32)

一昔前まではバンコクーシェムリアップ間の飛行機は独占路線で運賃も高かったのですが、今ではAir AsiaなどのLCCも飛んでいるので5000円くらい出せば飛行機に乗れます。

なので、まず最初に断っておくと「タイ・カンボジア間を陸路で移動したい!」という好奇心をお持ちの方は良いのですが、それ以外の「ただ節約したい」と考えてる方はぶっちゃけ飛行機の方がいいです。

陸路で12時間かかるところを空路だとたった1時間です。しかも、陸路と比べても2000円くらいしか変わらない。どう考えても空路の方が有意義に時間を使えます。

そして僕は謎の好奇心を持っていたようで、今回はシェムリアップ→バンコクの国際バスを利用しました。夜行便で移動したのですが、その時の様子を記事にまとめています。

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シェムリアップ→バンコクの国際バス利用の流れ

利用したバス会社はVirak Bentham Express Travel&Tourという会社。シェムリアップからプノンペンへ行った時もこのバス会社を利用しました。

>>【陸路移動】シェムリアップ→プノンペンをミニバスで移動してみた!

そして今回ももれなくシェムリアップで長居していた日本人経営の宿「The City Premium Guesthouse」で手配してもらいました。

バスのチケット

23時30分:ピックアップ

バス会社のオフィス

宿に23:30頃ピックアップがきました。出発予定時刻が0:30なので約1時間前のピックアップです。

0時30分:バス会社のオフィスを出発

実際に乗ったバス

0:30。バスが出発。まずはタイとの国境の町ポイペト(Poipet)に向かいました。

車内では、水・ブランケット・パンが一人一人に配られます。

ブランケット

パン

2時30分:ポイペト到着。6時まで待機

シェムリアップ・ポイペト間はそんなに遠くありません。2時間程度で到着してしまいます。

2時半にポイペトに着くのですが、国境が開くのは6時。それまでの3時間半はバスの中で待機です。

幸いバスのシートがフラット気味に倒れるのでわりと快適に寝ることができました。

6時:出入国審査

カンボジア側のイミグレ

6時になるとバス会社のスタッフの方が知らせてくれます。バスも国境でチェックが入るらしく、荷物は預け荷物含めて全て自分で持ち歩いて国境を通過することになります。

緩衝地帯。ポイペドはカジノがあることでも有名

タイのイミグレへつながる入口

タイのイミグレ手前。少し物騒に感じた

ここの国境はスリが多発していると言われています。僕の友人もここの国境で財布を盗まれました。

混み合ってる場所で、女性の方がザルのようなものに入った商品を体に押し付けてくる間に、背の低い子供がポケットから財布を抜き取るというコンビネーションプレイだったそうです。

なので、子供連れだからと気を抜かず貴重品だけはしっかりと気をつけましょう。財布にチェーンを付けとくとか、手で抱えて持って離さないとか。

8時:出入国手続き終了

タイの国境を抜けたところ

国境を抜けるのに2時間ほどかかりました。特にタイ側の入国審査でイミグレがめちゃくちゃ混んでいました。

ちなみに、国境を抜けたところではSIMカードも売ってます。

国境付近でSIMカードを売っていた

8時半:タイ国境を出発

8時半頃。乗客全員が出入国手続きを終えました。そして出発。

この路線はカンボジア側とタイ側で乗るバスが同じ。これは非常にラクです。

こういった国境を越える路線の多くは国境を越えた先で別のバスが用意されているものなのですが、この国際バスはバスそのものが国境を超えてくるのです。

タイ側で撮影。

13時半:バンコク到着

本来は12時に到着予定だったのですが、バンコクに入ってから渋滞に捕まり到着予定のファランボーン駅に着いたのが13時半。予定より1時間半遅れましたが無事に到着しました。

ファランボーン駅前にて

場所はこちら。

MRTの駅も近くにありますよ!

Youtubeでも紹介しています

今回のシェムリアップ→バンコクの国際バス移動に関しては僕のYoutubeチャンネルでも紹介しています。よかったらこちらも参考にしてみてください!