カナダ・バンフでは職種を選ばなければ簡単に仕事が見つかる!その実例を綴ってみました。

今回は、バンフでの仕事探しが他の街と比べても非常に見つかりやすいということを、実際の僕の体験談をもとに紹介していきたいと思います。

少し話が遡るのですが、僕は2013年9月にバンフにある旅行会社に内定をもらい、カナダに渡航しました。その時に旅行会社に「ワーホリのビザで入国するように」と言われたのが僕のワーホリ生活の始まりです。

結局、いろいろあって2014年1月初旬にやめました(クビになったんですけど笑)。そこから、たまたまワーホリビザで入国していたこともあり、「んじゃせっかくだし仕事探しでもするか」ということでバンフで仕事探しをしたらあっさり決まりました。

その後、お金を貯めようということで掛け持ちをしたのですが、掛け持ちをしていた職場が両方とも大元の会社だったんですね。掛け持ちしてたのに記録上は長時間労働してただけということになっておりました。カナダでは法律で1つの会社で働ける労働時間が決められていて僕は完全にオーバー。なので、どちらかやめなくてはなりませんでした。

>>参照:カナダで仕事を掛け持ちしていたら、政府から警告が来た時のお話

とは言っても、掛け持ち先が違う会社であれば問題ない。なので、結局バンフ内で就職活動をして無事に新しく掛け持ち先が決まりました。今回はその時のお話になります。ちなみに、当時掛け持ちしていた仕事の待遇はこんな感じ。

 

<ハウスキーパー>

  • 時給11ドル
  • 週30〜40時間
  • チップは完全に運。ない日もあれば20ドルくらいの日も稀にあるけど、だいたいは1日0〜10ドル
  • スタッフのほとんどが日本人。
  • 仕事は9時から

 

<キッチンハンド>

  • 時給12ドル
  • 週40時間
  • チップは2週間で120〜150ドルくらい
  • スタッフの国籍はバラバラ。日本人は僕を含めて4人
  • 仕事は17時から

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バンフにあるホテルに絞ってレジュメを配ると5件の面接機会をもらった

バンフの街は小さいので歩いて色々なホテルを巡るのも全く苦ではないです。バンフのメインロード「バンフアベニュー」を中心にたくさんのホテルがあるんですね。

僕は午前中の仕事なのでハウスキーパーが確実かなと思い、ホテルにレジュメを配り続けると、5件の連絡が来ました。

そして、結局は2番目に面接をしたホテルで働くことにしたんですね。1番目のホテルは時間の折り合いがつきませんでした。

 

職場との約束が違ったので2週間で辞めた

なんで2週間で辞めたかというと、時間の折り合いがつかなかったからです。僕は17時からキッチンハンドの仕事があるので、16時半には終わりたかった。(移動に15分かかる)

なのに、遅い時なんか17時になっても終わらない。

「終わらせないお前が悪い」

なんてマネージャーが言うんだけど、だったら初めから雇うなと。

ハウスキーパーの仕事って終わる時間が読めないんですよ。仕事前にそれぞれ掃除する部屋のリストを配られるんですね。そして、その部屋がすべてきれいにお客さんが使ってくれてたら時間通りに終わる設定なんですよ。

たまに、ものすごいド派手に汚れた部屋とかあるとどうしても時間通りに終わらないんです。

だから面接時に絶対に16時半以降は働けないけどそれでも平気ですか?って念入りに聞いたのに。

そんなわけで、2週間で辞めました。

 

ホテルの仕事を辞めた翌日にレストランのキッチンハンドの仕事を見つけた

翌日に求人サイトkijijiを眺めてたらキッチンハンドの求人が一番上にありました。

「これ、チャンスでしょ?」

家をすぐに飛び出して、直接レストランに向かいました。レジュメを持っていくの忘れたんだけど、それよりも先にマネージャーに会おう。

こんな感じでレストランに向かい、求人をkijijiで見つけたと伝えると、ヘッドシェフのところに連れていかれました。

「仕事探してるのか?」

「はい、夜はKEGで働いてるので、朝から昼にかけての仕事を探してます。」

「ヘぇ〜KEGで働いてるんだ。どっちの?」

「ここから遠い方です」

「そうなんだ、んでポジションはキッチンハンド?」

「そうですよ」

「そうなんだ、うちは10時〜16時まで働ける人を探してるんだけど平気?土日休みの週5日だけど?」

「KEGは17時からなんで平気ですよ!」

「おっけ!んじゃ、明日からね。10時からよろしく!」

こんな感じであっさりと決まりました。海外での就職活動では経験が本当に大事です。

ちなみに、時給14ドル。チップは月250ドル前後。仕事後にメニュー内の料理1品とビール1杯のまかない。なかなかの待遇でした。

 

さいごに

バンフは仕事を選ばなければ、簡単に仕事が見つかります。オーストラリアでは本当に良い噂を聞かないジャパレスもバンフにいくつかありますけど、確かに時給は相場より低いです。それでも最低賃金はきちんと守ってますし、少人数で働いてる分チップをかなりもらってる印象がありました。

バンフに関しては賃金面で見ればジャパレスもローカルジョブもそんなに変わらない気がします。

参照:カナダ・ワーホリでローカルの仕事がしたかったらバンフに行け!その理由を詳しく説明する。