2014年2月。ハウスキーパーの仕事を順調に続けていた僕は、仕事を掛け持ちすることにしました。
試しに職場のホテル内にあるレストランに聞いてみると、後日面接をして採用。というわけで、2月中旬から掛け持ち生活開始。ポジションはキッチンハンド。
しかし、このホテル内のハウスキーパーとレストランの掛け持ちは1ヶ月しか続かなかったんですね。
※このお話はカナダのアルバータ州でのお話です。他の州の方は各自で確認をお願いします。
カナダの法律で2週間あたりの労働は88時間以下と定められている
僕は仕事を掛け持ちしていたんですけど、大元の会社が同じだったんですよ。なので、実際には掛け持ちではなく、ただの長時間勤務をしていたことになってたんですね。
この掛け持ち生活を始めて1ヶ月後にハウスキーパーのマネージャーから「どちらか辞めないとダメみたい。政府から警告が来たんだよね」と言われました。
2週間あたりの労働が88時間を超えてしまったら給料は繰越される
僕の場合、2週間で150時間くらい働いてました。なので余裕で超えてたんですよ。どうなってたかというと、給料は88時間分しか支払われず、残りは次回の給料に繰越されました。
ただ、その次回も余裕で88時間を超えるので繰越給料がどんどん貯まっていく事態になってたんですね。
結局、1ヶ月後にハウスキーパーの方を辞めたのでそれからはキッチンハンドと別の会社で掛け持ちをすることにしました。2週間で88時間以下というのは1つの会社でという意味なので、違う会社で2つの仕事を掛け持ちして2週間で88時間を超えることは特に問題ないです。
その後、キッチンハンドは2週間で80時間ほどのシフトでした。毎回88時間分まで支払われることができるので、その差を繰越分から引っ張ってきて、給料日ごとにに少しずつ受け取っていました。
カナダで仕事を掛け持ちするときは、大元の会社を調べたほうがいい
カナダで仕事を掛け持ちする予定の方は、仕事探しの際に大元の会社を必ず確認しましょう。もし、同じであればそこで働くことは上記の理由からオススメしません。掛け持ちしても時間の上限を超えないのであればいいんですけど。
さいごに
今回、政府からの通達が来た理由はおそらく大幅に超えている期間が続いたからだと思われます。というのも、掛け持ちなんかしなくても繁忙期で忙しい時なんかは2週間で88時間を超えることは職場によってはあります。90時間だったり95時間だったり。少し超えたくらいでは通達は来ないはずです。なので、変に88時間を意識する必要はないでしょう。
そして、厄介なのがマネージャーが把握してない場合があります。今回の僕の件がそうですよね?初めからマネージャーが2週間、88時間の件を知っていればこんなことにはならなかったんですよ。(仕事を見つけた時にマネージャーには職場のホテル内のレストランであることを伝えた)
と言うより、知ってたんだけど大丈夫だろうとタカをくくっていたのかもしれません。いずれにしろ、大幅に超える期間が続くと政府から通達が来ることもあるので掛け持ちをする際は違う会社にしましょう。
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