ラオスの世界遺産「ルアンパバーン」という街をご存知ですか? ラオス北部に位置する街でユネスコの世界遺産に登録されています。 何が登録されているのかというと街全体です。
街に何か凄いものがあるとかそういったわけではないのですが、歴史のある建物が未だに数多く残されているような印象を受けました。
場所はこちら
ここでは、僕の独断と偏見で街の紹介をしていきます。
ラオス料理
ラオス料理というのはあまり聞いた事がありません。
現地の方に外食という習慣がないのか、現地の人達が利用するレストランというのをあまり見かけませんでした。
一度、宿のオーナーさん家族の食事に混ぜてもらったのですが、タイ料理を甘くしたような感じ。
彼ら曰く「タイは辛くて、ラオスは甘い」だそうです。
ラオスに行って気付く方は多いと思いますが、ラオスは元々フランスの植民地だった事もあり、フランスの影響を多く受けています。お年寄りの方はフランス語を話す事ができるそうです。(実際に確かめてませんが・・・)
こちらの料理で3.5万キップほど。当時のレートで350円くらいです。(2012年8月)
こちらはコース料理。フルコースで10万キップ。当時のレートで約1000円
食費は日本と比べるとかなり安いです。上記のレストランはルアンパバーンでも高級の部類に入ります。
バックパッカーの人が好む安い食堂は一食100円くらい。そして、ビールも一本100円ほどでした。
僕はこの旅でこのあとベトナムに行くのですが、ベトナムはここの半額くらいの感覚です。これは意外でした。
ベトナム人は外食が多く現地の人に向けた安い食堂があるのに対し、ラオスは外食する習慣がないので「外食=旅行者」という位置付けだそうです。
そう考えるとラオスの物価はこの値段で旅行者に食事を提供しているという事で、非常に安い気がします。
あと、ラオスではフランスパンがどこででも手に入ります。値段もビックリするくらい安いです。
フランスパンを利用したサンドイッチで約100円です。これ一つでお腹いっぱいです。
街の見どころ
ルアンパバーンは小さい街にたくさんのものが凝縮されている感じです。ここでは僕の独断と偏見で紹介していきます。
ナイトマーケット
特に女性は絶対にハマります。
何が売っているか。一概に説明する事はできません。お土産になりそうなものがとにかくたくさん売られています。
そして、しつこく「あれ買え!これ買え!」なんて言う客引きは一切いませんでした。ゼロです。ここが他の東南アジアの国と違う点ですね。
店番の方は大人しく店で座って、英語が通じる方とは少しお話をして・・・気に入ったら値段を交渉して。そして購入。
そんな流れです。こんなに居心地のいいマーケットは初めてでした。
他の見どころ
ルアンパバーンの街自体は非常に小さく半日もあれば全部回る事ができます。
ルアンパバーンではツアーに参加することで色々な場所に行くこともできます。※自力で行くことも可能です。
サンハイ村
酒造りで有名な村です。
衣服もたくさん売られていました。
一枚1ドルだったかな。2ドル出すからと言って写真も撮らせていただきました。お金出さなくても多分普通に撮って良かったんだろうけど、そこは気持ちです。
クワンシーの滝
地元の人の憩いの場としても使われている印象でした。特段何かすごいというわけではないですが、居心地がよかったです。
パークウー洞窟
洞窟内にやたらたくさんの仏様がありました。7000くらい?
地元の方がお祈りしていました。
托鉢
これは朝早く、僧侶さんたちが練り歩き、食べ物などをもらう行事です。毎朝やっています。伝統というか、現地の人にとってはかなり深い意味もあるだろうし、ここではそういった説明は割愛します。僕自身この信仰の深い意味は分かりません。
ただ、こういった文化に触れてみたい、興味がある場合は前日のお酒を控えて早めに就寝して、朝早く起きる事をおすすめします。
ラオスのビール「ラオビア」はメチャクチャ美味いですからね。ついつい飲んでしまいますよね。
いかがでしたか?
これを機に東南アジアの行き先の選択肢に「ラオス」を入れてみてはどうでしょうか?
英語に不安のある方はウィズダム英和・和英辞典 2 – 物書堂もしくは指さし英会話をiPhoneにダウンロードしておくことをオススメします。ラオスで旅行会社に勤めている人、観光業に従事してる人は英語が通じます。