ワーキングホリデーで海外に行く人は渡航の際にいくらお金を持っていっているのでしょうか?
人それぞれだと思いますが、「俺は5万円しか持っていかなかった!」という人もいれば「100万円くらいは用意したかな?」なんて人もいるかもしれません。
今回は、色々な状況を想定した上でどの程度が良いかという事を考察したいと思います。
[su_box title=”注意!!この記事で紹介する金額について” style=”bubbles” box_color=”#dc161e”]ここで紹介する金額は現地に実際に持っていく金額です。出発前に使う海外旅行保険や旅行バッグやビザ代等準備段階で使う金額は含めません。[/su_box]
「ワーホリ=サバイバル」 俺はたった◯◯円で渡航した!」と自慢したい人
嫌味ったらしく書きましたが、要するに最低限この金額さえあれば理論上は何とかなるだろうというものです。
この場合は到着後すぐに働く必要があります。もしくは、渡航前に仕事を決めてから来る人もいるでしょう。
到着後
空港から宿に移動しなければなりません。ここに該当する人は公共機関なんて使わないでヒッチハイクするでしょう。
そして、もしくはすでにある人脈を駆使して送迎を頼んでいるかもしれません。
オーストラリアで使う携帯電話のSIMだけを買って目的地に向かうでしょう。
ここでかかる費用は「2ドル」ということにしましょう。
宿に到着してデポジット2週間分と家賃2週間分を支払います。
家はシェアハウス。週100ドルとしましょう。
ここで支払うのは「400ドル」また、携帯電話をアクティベートします。そして最初の一ヶ月分をチャージ。
もちろん一番安いプラン。「30ドル」にしておきましょう。そして銀行口座、TFNを急いで申請。翌日から仕事が始まります。
「432ドル」
仕事開始
翌日から仕事を開始。給料は2週間ごとの支払い。なので、給料は2週間と数日後。それまでは収入がありません。
家賃はもう払ったので、残るは食費。節約して週50ドルということにしておきましょう。2週間なので合わせて「100ドル」ですね。
「100ドル」
上記の2つを合わせると合計532ドル。もう少しなんとか節約して500ドルということにしておきましょう。これが最低ラインだと思います。
バックパッカーに滞在するからもう少し削れるかもしれません。デポジットを払わなくて良いので。なので、「300ドル」も可能かもしれません。
「俺はたった◯◯円で渡航した!!」という人の自慢額の相場は300ドル〜500ドルくらいでしょう。
そして、このタイプの人に一言。お金が尽きたら自己責任でお願いします。
だって、30万円くらいなら日本でリゾートバイトでもすればすぐに貯められるでしょう。それすらしない人に他人に頼る資格はありません。
それに、リゾートバイトはワーホリをする上でも非常に良い経験となりますし。
>>リゾートバイトの経験がワーホリで圧倒的に有利なたった1つの理由
ちょっと少ないかな・・・現地に着いたらすぐに働く予定の人。
僕がまさにこのパターンでした。そして、仕事がなかなか見つからずシドニーに移動した後はお金が尽きかけました。
現地に到着してからバッパーに滞在して一ヶ月間仕事を探す猶予を見積もるとします。
- 宿代:$20×30日=600ドル
- 食費:週$100×4=400ドル
この2つの計1000ドルが無職時に使う最低額でしょう。
仕事を見つけてからさらに給料日まで2週間とちょっと。なので、×1.5倍です。
$1500が必要最低限の資金となるでしょう。また、実際はこれに空港からの交通費や現地での交通費もかかりますよね。車を買う人もいれば自転車を買う人もいます。
WA州に行く人は×1.25倍くらいした方が良いと思います。東側より物価が高いです。
$1500×1.25倍=$1875 大体2000ドルですね。
現地に着いたらすぐに働く人の相場は
1500ドル+(交通費・自転車・自動車)
WA州では
2000ドル+(交通費・自転車・自動車)
※()内は任意
が相場でしょう。自動車は安くて2000ドル前後からあります。それに加えてレジの登録(強制保険のようなもの)が一年間で600ドルくらいです。
自転車は安ければ$100くらいからあるのではないでしょうか・・・?
余裕が欲しい人はこれに加えて各自で金額を追加するのが良いと思います。というより加えて下さい。
上記で出した金額は全く余裕のない最低金額です。ちなみに僕が用意した金額は正確には覚えていませんが3000〜4000ドルだったと記憶しています。
現地で語学学校に数ヶ月通ってから仕事を見つけようと思ってる人
現地で語学学校に通う人はどうでしょうか?初めはホームステイをすると思います。
ここではホームステイの費用(食事込み)と語学学校の学費は前払いですでに支払っているという条件で話を進めていきます。
語学学校に通っていると、学校での友達と遊びに行ったり飲みに行ったりするはずです。ケチらずにどんどん参加しましょう。
ここでは「平日は勉強で忙しく、週末は遊んで飲んでパーティー!!」と仮定します。
平日は交通費や飲み物を買うくらいであまりお金を使わないでしょう。少し節約を意識して一日10ドルとしましょう。
休日は遊んで飲んでパーティー!!でも、お金は有限。実際は大人しく過ごす日もあるでしょう。休日の平均支出金額は50ドルとしましょう。
一週間あたりの金額を計算してみると$10×5日+$50×2日=150ドル これが最低額の相場になると思います。
語学学校に通ってから仕事を探す人の最低相場額は
150ドル×◯週間+1500ドル+(交通費・自転車・自動車)
になると思います。◯に自身が通う語学学校の期間を入れて計算して下さい。
初めに語学学校に通うくらいなので、余裕が欲しい人が多いと思います。また、語学に自信がなく海外での仕事探しも初めてという方が多いと思います。
なので、僕が思うに上記の最低額だけでは難しいと思います。
ただ、そんなに用意はできないという方でも最低これだけは準備した方が良いということで目安にしていただければと思います。
ワーホリの初期費用はあればあるだけ良い
いかがでしたか?お財布事情はそのまま精神状態に影響します。とは言ってもお金は湧いて出てくるものでもありません。
なので、出国前に最低限これだけは必要だと予算を見積もって、その分だけは用意するようにしましょう。それでは、ワーホリライフを楽しんでください!
リゾートバイトなら手っ取り早くお金が貯まるし、仕事の経験も積めるし一石二鳥!
手っ取り早くお金を貯めるのにおすすめなのは、リゾートバイトです。
リゾートバイトとは、観光地にあるホテルで住み込みで働くバイトのことですが、なんと寮費・光熱費・食費が基本的にタダ。
なので、給料をそのまま貯金に回すことも可能です。
また、ほとんどのワーホリメーカーはワーホリ中にレストランやホテルで働くかと思いますが、仕事内容はリゾートバイトとあまり変わりません。
なので、仕事の流れなんかもリゾバである程度は覚えることが可能です。
特に海外では仕事の経験を非常に重要視されるので、一度でも経験があると就職活動ではかなり有利です。
なので、ワーホリ前に資金集めのためにリゾートバイトをするのは非常に賢い選択肢と言えるでしょう。
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