ワーホリメーカーに限らず、仕事を見つけるとなるとまずはレジュメ(履歴書)を色々な場所に配りますよね?人によってレジュメの書き方って色々あると思います。今回紹介するのは僕なりに考えた効率のいいレジュメの書き方です。
というのも、レジュメの書き方をネットで検索すると色々出てくるんですけど、はっきり言って無駄が多いです。雇用側は新しいスタッフを雇う際にレジュメを通して何を知りたいのか?そういった視点から見るとレジュメに必要な情報は何なのかある程度想像はつきますよね?
言われた通りのことだけをやる。書かれている通りのことだけをやるのではなく、客観的に物事を見ることも大事ですよ?それではいってみましょう。
レジュメのデザインなんかどうでもいい
留学エージェントなんかはよくレジュメのデザインはオーナーの目にとまるように工夫した方がいいなんてアドバイスをすると思うんですけど、はっきりいってそんなのどうでもいいです。デザインが良かろうが悪かろうが雇用主側が重要視する項目って限られてるので、その部分を見て終わりです。
雇用主がレジュメで重要視する項目一覧
職歴(経験)
雇用主側がレジュメを受け取って真っ先に見るのは「経験」でしょう。これは間違いないです。例えばホテルであればキッチンハンド・ハウスキーパー・ウエイター・メンテナンスなど色々なポジションがありますよね?雇用主側はレジュメを通して過去に何の仕事をしてきたのかに目を通すはずです。
レジュメを通して真っ先に欲しい情報は「この人はいったい何ができるのか?」という情報ではないでしょうか?
働ける期間(ビザの種類、期限)
次にオーナーは「この人はどんな種類のビザを持っているのか?」ということを気にします。それから「いつまで働けるのか?」ということも気にするでしょう。
オーストラリアやカナダでもそうでしたが、ほとんどの職場でたくさんの外国人が働いているでしょう。外国人の場合、永住権を持ってるのか一時滞在ビザなのかで状況が変わってきますよね?それに国籍によっては永住権と同じ扱いを受ける場合もあります。
例えば、オーストラリアの場合、オーストラリア国籍の人の場合はそもそもビザとか関係ないですよね?それから、ニュージーランド国籍の人は無条件でオーストラリアで働くことができます。これは逆の場合も当てはまります。
ワーキングホリデービザの場合はそもそも有効期限が1年です。セカンドビザを取得した場合は2年ですよね?なので、オーナー側は「この人はどれくらいの期間働けるの?」ということを気にするはずです。
ワーホリメーカーが働ける期間は基本的に最長6ヶ月まで。セカンドビザを取得済みの人は最長1年間働くことができます。
また、【決定版】オーストラリア・ワーホリ6ヶ月ルールの一部制限解除についてでも触れているように、オーストラリアの北部の一部エリアでは条件付きで6ヶ月ルールが解除されています。その場合はビザの期限=働ける期間になるでしょう。
もちろんですが、オーナーは長い期間働ける人を望んでいます。
車の有無(交通手段があるかどうか)
これは交通網の発達している大都市に限れば関係ないでしょう。この項目は飛ばしてください。
交通網の発達していない田舎で仕事探しをする場合、車の所持が必須の職場もあります。というのも、毎回のように同僚が送り迎えをするわけにもいかないので。必須でなくても、田舎では車の所持が判断材料の一つになることが多いです。
交通網が発達していなくても、街自体が小さい。そこの職場が住宅街から歩いていける範囲にあるなどの場合は車の所持は判断材料になることはないです。職場の立地を見て判断材料になるかは自分で判断してください。
もし、通勤に車が必要な場所に職場がある場合、車を持っていないと雇ってくれない場合がほとんどです。
ライセンス
職種によってはライセンスが必要です。ハウスキーパーやキッチンハンドなんかはライセンスは不要ですけど、例えばオーストラリアの場合はレストランのウエイターなどお酒を扱うのにRSAが必要ですよね?そういった類のものももちろん判断材料になります。というより、所持していないと働くことができないので、雇用主側は必ずチェックします。
それから、マイニングサイトの寮なんかはハウスキーパーでも敷地内をバギーで移動するので運転免許が必要な場所が多いです。ただ、マイニングサイトの寮ってそもそも車で通勤するような場所にしかないのであまり関係ないと思いますが・・・
ワーホリ用レジュメの書き方
僕は少し面倒くさがりなので英文履歴書作成ツールを使っています。
[browser-shot url=”http://workingholiday-syrup.com/resume/login.php” width=”300″ height=”200″ alt=”ワーホリシロップ”]これはもともとカナダのワーホリ関連のWebサイトなんですよね。僕は以前カナダでワーホリをしていたのでこのWebサイトの存在を知っていました。このツールは便利ですよ!
僕は普段からこのツールを使ってレジュメを作っています。このツールにはデザインが3つあるんですけど、僕はレイアウト1を使っています。理由は特にないです。他のレイアウトでも全く問題ないです。デザインなんてどうでもいいので。
上記のレジュメの赤い部分はパソコンでのテキスト。青い部分は手書きです。
使い分けとしては赤い部分は必須項目。青い部分は強調する項目です。
1・連絡先
これは確実に間違えのないように書きましょう。電話番号とメールアドレス両方書いておきましょう。もし、間違えて書くと連絡が来ませんよ!
2・学歴
はっきりいって学歴は全く関係ないです。永住権なんかを取ってオフィスワークをするとかそういった場合は必要でしょうけど、ワーホリメーカーが手に入る仕事ってホスピタリティー系がほとんどなはずです。そういった仕事に学歴は全く関係ないので、最終学歴のみで十分です。
3・職歴
「職歴」は一番大事な項目
職歴は丁寧にきちんと書きましょう。一番大事な項目です。もし、職歴に書くほど仕事の経験がない場合は・・・僕にもわかりません。
採用の鍵を握るのは「経験」
採用の鍵を握るのは「経験」なので、その経験が書けないのであれば、レジュメを配って仕事を見つけるのは困難でしょう。誰でも雇ってもらえるような職場でもいいのでそこで経験を積んでください。
幸いカナダにもオーストラリアにもジャパレスがあるのでそこで経験を積むのが手っ取り早いと思います。もしくは有給インターンシップのプログラムを使うのが有効でしょう。
>>参照:ワーホリで有給インターンシップってどうなの?ワーホリ歴3年の僕がメリットとデメリットを5つずつ挙げてみた。
それから、ワーホリに来る前の人はアルバイトでもいいので日本で経験を積んでおきましょう。でないとこちらで仕事を探すのは困難を極めます。
もちろん、嘘を書くという方法もありますが実際に採用されてからきちんと働けない場合はすぐにクビになるし、正攻法とは言えないので僕はオススメしません。
ファームで仕事を探す場合は経験なんて関係ないんでしょうけど、ホスピタリティー系は経験の有無が本当に重要です。
>>参照:リゾートバイトの経験がワーホリで圧倒的に有利なたった1つの理由
それから、過去の就労先が英語圏である場合は「英語環境で働いたことがある」ということで強みになります。なので就労先の国・都市は必ず書いておきましょう。
4・ライセンス
車の免許を持ってる人は一応書いておきましょう。車を持ってる人はそのことも書いておきましょう。損はないですよ!上記でも書きましたが、田舎の方では必須の場合もあるので。
5・ビザの種類・有効期限・国籍、6・仕事開始希望日
注目の意味を込めて手書きで書く
1〜4まではパソコン入力で書くんですけど、5、6に関しては手書きで書くことにしています。理由は5、6に関しては場合によっては強みにも弱みにもなりうることだからです。
例えばワーホリで入国したての人はビザの有効期限がまだまだ先なのでワーホリメーカーの中では長く働くことができます。ファームで働き終えたセカンドビザの権利を所有する人にも同じことが言えます。
そういった人達は、「長く働くことができる」という強みを持つことになるので、その部分を注目してほしいという意味を込めて手書きで詳細を書きます。書いた後にアンダーラインを引くなり丸で囲む。もしくはカラーのペンで詳細を書くなどして注目を引くようにしましょう。
というのも、もし長く働くことができる場合、職場によっては「長く働けるなら採用しようかな」という判断もありえます。仮に経験が乏しい場合でも長く働けるのであればもしかしたら・・・ということもあるでしょう。
例えば、すぐにスタッフが辞めてしまうので長く働ける人を優先して取ろう。そういった方針を取っている職場もあるかもしれません。長く働けるというのは間違いなく強みになります。
逆にビザの期限が残り数ヶ月しかない。3ヶ月、4ヶ月を切ると正直怪しいですよね。そういった場合はまず「面接に呼ばれる」ということを考えると、レジュメにビザの期限は書かないほうがいいです。国籍、ビザの種類だけにしておきましょう。
嘘を書くのは良くないんですけど、都合の悪いことは書かない。これは悪いことではありません。必要な情報であれば面接で必ず聞かれるので。もし面接に呼ばれて聞かれたら正直に答えましょう。
仕事開始希望日に関して。特に希望もなくいつでも働けるのであれば、そのことを手書きで書いておきましょう。もちろんですが、すぐに働ける人の方が採用されやすいですよ!
まとめ 雇用主側が採用する際に何を知りたいのか?を考えてレジュメを書きましょう。
もし、自分が職場のオーナーだとして、レジュメを通して何を知りたいですか?
留学エージェントが紹介するレジュメの書き方はレジュメに合った文法やら自己アピールの文を書こう!みたいなことが書かれている場合もありますけど、そんなことはどうでもいいと僕は思っています。
一番大事なのは「何ができるのか?」ということですよ。サクッと職歴が見れるように、箇条書きでシンプルに書くのがベストでしょう。たくさん文字を書いたところで見づらいだけです。
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