リゾートバイトの経験がワーホリで圧倒的に有利なたった1つの理由

今回はワーホリの準備について。ワーホリに行くために短期でバイトを掛け持ちして資金を集めるという方は意外に多いはず。僕もカナダとオーストラリアで計3年間ワーホリ生活を送った中で、リゾートバイトで山籠り。もしくは短期でバイトを掛け持ちして死ぬ気で働いてお金を貯めたという人にたくさん出会いました。

リゾートバイトってのは観光地で住み込みで働く仕事です。主にホテルやレストランの場合が多いですね。食費・家賃・光熱費が浮くのでお金が貯まりやすいんです。

ワーホリメーカーの王道パターンはこんな感じ。

仕事を辞める→アルバイト掛け持ちで死ぬ気で働いて貯金を作る語学留学ワーホリ

語学留学はフィリピンが有名ですよね?ワーホリメーカーの多くが語学が大事だと考えて、仕事を探す前に語学学校に通って英語を勉強しています。

もちろん、英語は大事です。しかし、ワーホリ3年間を経験した僕から言わせてもらうと、英語は出来て当たり前です。もっと詳しくいうと、英語で意思疎通が取れるのは当たり前。それくらいでないと、仕事を得るのは難しいと考えてください。

とは言っても、これからワーホリに行く人にとって「英語で意思疎通が取れるのは当たり前」なんてのは正直ハードルが高いです。

それに、たいして英語ができないのに仕事を得てる人がいるのも事実です。これに関しては否定しません。

「お前、言ってることデタラメじゃん!」

なんて思うかもしれませんが、これには理由があります。というわけで、その理由をここで紹介していきます。

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ワーホリの立場で仕事探しにもっとも重要なのは「経験」

実際に現地に行って仕事探しをして初めて実感する人が多いでしょう。レジュメ(履歴書)を大量に配って、運良くマネージャーと話す機会があったとしても、最初に聞かれることは決まってこのフレーズです。

「Have you done before?」

「Do you have experience?」

要するに、「仕事の経験はあるか?」と聞いてくるんです。英語力なんて彼らは気にしてないんです。というより、「英語圏で働くんだから、英語は出来て当たり前でしょ?んで、あんた経験はあんの?」といった感じです。

仕事の経験がないとほぼ不採用

仕事の経験がないというだけで、95%は不採用。これ本当のお話です。稀に「英語できない&仕事の経験がない」という人でも仕事を見つけたりしてますけど、それは深刻なレベルで人手不足な職場に限ります。

レジュメを100枚配ってようやく面接の機会をもらったなんて話をたまに聞きますけど、これがその理由。何かしら経験があればもっと楽に仕事は見つかります。

あと、少し深入りした話をすると大都市圏より田舎で仕事を探したほうがいいです。田舎には慢性的な人手不足のエリアもありますし。

仕事探しに関する記事

オーストラリア・ワーホリでローカルの仕事を見つけやすい4つの街をご紹介!

この記事はオーストラリアに関する記事ですが、どういう街がワーホリメーカーにとって仕事が見つけやすいかということについても触れています。

 

ワーホリメーカーが見つける仕事とは?

「仕事の経験が大事!」とは言っても、経験って何?ということになるでしょう。実際に現地で何の仕事に就くかもわからないのに、経験とか意味がわからないと思う方もいるでしょう。

ただ、ワーホリメーカーの多くが見つける仕事は「ホテルのハウスキーパー(部屋の清掃)」もしくは「キッチンの裏方」です。理由は仕事内容が簡単で、語学もそれほど使わないから。また、英語圏の人がやりたがらない仕事でもあるからです。(英語圏の人はもっと割のいい仕事をするから)

なので、ワーホリメーカーが手っ取り早く仕事を見つけるとしたらハウスキーパーもしくはキッチンの裏方なのでそれを狙いましょう。

 

語学をそれほど使わないなら英語はできなくても平気でしょ?と思う方へ

実際に仕事で語学をそれほど使わないからといって英語ができなくてもいいというわけではありません。そう考えてる人は「仕事を見つけること」と「仕事を続けること」が同じと考えてるからです。

「仕事を見つけること」と「仕事を続けること」は全くの別物です。

「仕事を見つける」に大事なことは何か?

仕事を見つけるのに大事なのは、サクッというと「外面」です。

レジュメに仕事の経験がズラッと書いてある。しかも5つ星のホテルで働いた経験もある。実際に面接をしたら英語も流暢だし、あんた働けそうね。んじゃ合格!明日から来てね!

といった流れです。中身が伴ってなくても、外面さえよければ仕事は見つかります。極論を言うなら、レジュメに嘘を並べて経験豊富を装ったとしても面接まではたどり着けるはずですよ。

それに、コネさえあれば仕事はいくらでも見つかります。

「仕事を続ける」に大事なことは何か?

仕事を続けるのに大事なのは、サクッというと「中身」です。

いくら輝かしい実績をレジュメに並べたところで、実際にその職場で使えなかったらすぐにクビです。レジュメに輝かしい実績を並べたところで雇い続けてくれる保証なんてないんですよ。

なので、コネ採用やレジュメに嘘を並べて仮に雇われたとしても現場で使えなかったらすぐにクビになります。だから、レジュメに嘘は書かないほうがいいんです。後になって辛い思いをするのは自分自身ですから。

逆に、コネ採用や嘘を並べたレジュメで採用されたとしてもボスの要求に柔軟に対応できていればそのまま雇われます。要するに現場で使えればいいんです。

英語に多少不安があったとしても、とりあえずボスの要求に答え続けられるならクビにする理由もないですし、働き続けられます。

「仕事を見つけること」と「仕事を続けること」って実は全く逆の意味なんですね。

 

ワーホリへ行く前にリゾートバイトをオススメする理由

僕はワーホリへ行く前にリゾートバイトを経験しておくことをオススメしています。これはすでに貯蓄があってこれ以上貯金の必要のない人も含めてです。

>>リゾートバイトとは何なのか?おすすめの派遣会社は?稼げるの?半年で100万円の貯金ができるのは本当なの?をわかりやすく解説

ワーホリ先で見つける仕事とリゾートバイトの仕事内容は似ている

先ほど、ワーホリメーカーの多くが見つける仕事内容に「ハウスキーパー(部屋の清掃)」と「キッチンの裏方」を挙げました。

これ、リゾートバイトでも同じ職種ありますよね?ワーホリへ行く前にリゾートバイトで経験しておくことによって、ワーホリ先でホテルやレストランで働くときの大体の流れがつかめます。また、経歴としてレジュメに書くこともできます。そして、貯金もできます。一石三鳥です。

なので、「ワーホリの準備でリゾートバイトを経験しておく」ってやらない理由がないんですよ。ワーホリに行く前に特に用事があるわけでもないですよね?準備期間として数ヶ月用意すればいいだけですから。

 

僕もワーホリ前にホテルで働いた経験があった

僕自身もワーホリへ行く前にホテルで働いた経験がありました。僕の場合は住んでる場所がリゾート(北海道のオホーツクエリアです)だったので、家から通ってました。職場にはリゾートバイトで住み込みで働いてる人も多くいましたよ。

僕はリゾートホテルで皿洗いとハウスキーピングの仕事をしていました。働いてる時はただの単純作業で将来何にも役に立たないと思っていたのですが、まさか海外で役に立つとは思いませんでしたね。

ホテルで仕事の経験があったおかげで、ワーホリ先のカナダでサクッと仕事が見つかる

これは僕の「ワーホリ3年間の回想録」にも書いたことなのですが、僕は日本人経営の旅行会社に内定をもらってからカナダに渡りました。現地で旅行会社の仕事が始まるまでの間、時間に余裕があったので仕事探しをしていたらあっさりと仕事が見つかったんですね。

面接でも「日本でハウスキーパーやってたんだ。んじゃ平気だね!」ということで即採用。旅行会社の仕事が始まるまでの間はホテルで働いてました。

そして、回想録でも触れたように、僕は旅行会社を一ヶ月でクビになりました。この後も、ホテルで働いた経験があったので、仕事探しを始めてすぐにレストランやホテルの仕事か見つかりました。このように海外では仕事の経験があるのとないのとでは仕事の見つけやすさが全く違います。

 

リゾートバイトは「仕事の経験」を得るための最適なツール

ワーホリメーカーが海外で仕事を探すにあたって一番大事なのは「経験」です。これは断言できます。英語というのはあくまでもツールであって英語ができた方が印象がいいので採用されやすいだけです。

実際に採用されてからは、語学力より現場での対応力の方が圧倒的に大事です。いくら英語が流暢に話せても、ボスの要求に応えられないのでは邪魔なだけですから。そこで、リゾートバイトの経験が活かされます。リゾートバイトを経験していると、ある程度の流れを体で覚えているので、多少語学に不安があっても経験でカバーできるんです。これがあまり英語ができないのに仕事を続けてる人が存在する理由です。

これからワーホリに行く人ですでに英語が流暢な人って稀ではないでしょうか?せめて、リゾートバイトで経験を積んでおくことがワーホリ先で語学面をカバーする最強のスキルだと僕は確信しています。

僕のリゾバ体験談はこちら

>>【リゾートバイト体験談】草津温泉で3ヶ月間、住み込みで短期のリゾバをしてきました。

 

リゾートバイトに関するサイトを運営しています

リゾートバイトに関するサイトを新しく立ち上げました。タイトルは「リゾートバイト体験談ドットコム!」

すでにリゾートバイトを経験したライターによる寄稿記事、それから僕も記事を書いています

様々な方の体験談や知識を組み込んでいるので、これからリゾートバイトを検討してる人には非常に参考になるでしょう。ぜひ見てくださいね!

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