出稼ぎワーホリ必見!時給45ドルで働ける高収入マイニングジョブマニュアル in Karratha

今回は僕が現在住んでいるKarrathaでのメイン産業である【マイニング】の仕事についてまとめました。

以前、僕がセカンドビザの情報をまとめた記事を書いたところ、ものすごい数の問い合わせがあったんですよね。

参考記事:ワーホリ必見!!セカンドビザ情報〜ファーム・真珠・マイニング〜

9割がKarrathaについての質問。マイニングジョブの情報は需要がありそうだったので、今回はKarrathaのマイニングジョブに特化した内容で記事をまとめてみました。

 

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Karrathaについて

Karrathaは西オーストラリア州の北部に位置します。

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・気候

砂漠気候だと思われます。夏は50℃近くにまでなる日もあります。冬でも日中は30℃を上回ります。雨はほとんど降りません。年間に数回程度です。しかし、稀にサイクロンの通り道になる時があります。

 

・物価

ビックリするくらい高いです。外食すると、1皿30ドル〜40ドルを覚悟した方が良いでしょう。ビールは一杯13ドル前後。カクテルは20ドルあたりが相場です。お腹いっぱい食べてたくさん飲んだら100ドル超えは確実でしょう。

家賃は1人部屋の相場が最安で$200/w以上。$200/wの所ですらなかなか見つかりません。シェアハウスは$150/wが相場でしょう。シドニーと同じくらいです。

 

・賃金

マイニングジョブに従事すると、下っ端でも時給45〜50ドルが相場でしょう。特殊なライセンスを持っていたり、肩書きが付くともっと賃金は上がるでしょう。ただ、ワーホリの人には縁がないと思います。

特殊な例を挙げると、僕のルームメイトだったイギリス人(ワーホリ)が自国で使っていたライセンスをオーストラリアでも使えるという事で、時給60ドルで働いていました。夜勤だともっと高くなるので時給70ドルくらいだと思います。

こういった特殊な例もありますが、一般的にワーホリの人が働けるのは時給45〜50ドルの仕事が限界でしょう。

マイニング以外の仕事は職種によって様々ですが、ホテルの清掃、レストランのキッチンハンドなどホスピタリティー系の仕事は僕が知っている範囲では時給23〜32ドルです。

 

語学力について

問い合わせで一番多かった内容が語学です。

「英語ができなくても何とかなりますか?」という質問が大多数でした。英語に自信がないのであればまず無理でしょう。ファームで仕事を探すとなると、ライバルは他のワーホリの人がほとんどだと思いますが、マイニングジョブの場合、ライバルはオージー、キウイ、永住権所持者です。英語は出来る事が前提です。具体的には少なくとも電話でのやり取りが出来れば・・・といった感じでしょうか。

僕が働くマイニングサイトの寮でもハウスキーパーはオフィスと電話でやり取りをします。何か指示があればオフィスから電話がかかってきます。なので、電話対応が出来るというのを一つ基準にしていただければいいかと思います。あくまでも僕の意見ですのでアテにしすぎないように。

「英語ができなくても何とかなりますか?」という質問があまりにも多かったので、以前その事を題材にした記事を書きました。気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

【英語が出来なくても何とかなりますか?】と質問してくる人に伝えたい10個のこと

2016.03.08

 

マイニングジョブは簡単に手に入るのか?

マイニングジョブを簡単に見つける事はまず無理でしょう。まずは、ライセンスを取得しなければいけません。ワーホリの人に多いのがScaffoldという足場を組む仕事です。Scaffoldは建築現場がメインですが、マイニングサイトを運営している会社が何かしら建物を建設するとなると求人があります。

ワーホリの人に多いと書きましたが、そもそもワーホリの人はマイニングサイトではかなりの少数派です。僕の感覚からすると、全体の1%以下でしょう。本当にそんなもんです。僕の周りでワーホリでマイニングサイトで働いていた人は8人です。出身国はイギリス1人・韓国1人・フランス6人です。

少し踏み込んだ話をすると、8人のうち7人がScaffoldです。残る1人は先ほどの特殊な例で挙げたイギリス人です。そして、7人のうち3人は厳密にはマイニングサイトではありません。街中の建築現場で働いていました。賃金はマイニングジョブと同じです。

また、僕は寮で働いているのでマイニングサイトで働いている人と毎日接しています。アジア系の人は少数派ですが一定数はいます。出身国は中国、フィリピンが多いです。僕が働いてる寮には韓国人が一人いますが、彼は29歳にして永住権所持者です。ワーホリでオーストラリアに来てスポンサービザを経て永住権を取得したそうです。彼の仕事はボイラー技士です。

 

ワーホリビザで働く人の立ち位置

ワーホリの人は就労許可を得ている人たちの中で立場としては最下位でしょう。一番雇われづらい立場です。マイニングジョブを探すという事はそういった立場で、オージー、キウイが殺到する環境に挑むという事です。マイニングサイトで働きたいという方はまずは自身の立場を理解しましょう。立場をわきまえろといった意味ではありません。「本当に覚悟はありますか?」ということです。

僕が働いているようなマイニングサイトの中でもホスピタリティー系の仕事となるとハードルは下がります。マイニングジョブほど仕事を得るのが大変という事はありません。

海外で働くということ〜外国人という立場で仕事を得る難しさを考える〜

2016.02.10

 

マイニングジョブに必要なもの

・車

マイニングジョブというよりKarrathaで仕事を見つけたいのであれば車は必須です。カップルでシェアもやめた方が良いです。僕は1人1台必須だと考えています。

 

・ライセンス

マイニングサイトで働くためには何かしら技能が必要です。Austepで取得することが出来ます。Webサイトを見るとKarratha以外にもパースにあるようです。パースに住んでいる人はパースで取得するのもありでしょう。詳しくは直接聞いてみて下さい。→Austep

・ホワイトカード

これは建築現場で働くのに必要です。Scaffoldのライセンスを取るのであればマイニングサイトだろうが建築現場です。これは必須です。オンラインで取得できます。→White Card WA

または上記で紹介したAustepでも取得できます。$100だそうです。

 

初期費用

車→相場は2000〜4000ドルくらい?

ライセンス→Scaffoldはグレードが3つ?あるそうです。名前は忘れたので、初級、中級、上級と表記します。初級のライセンスを持っていてもほとんど意味はないそうです。最低中級のライセンスが必要だと聞きました。そして、初級、中級のライセンスを取得するのに合わせて約4000ドルかかるそうです。

※2016/4/2追加情報。少し修正。
4000ドルにはライセンス取得後に登録したエージェントへの登録料も含まれているそうです。ライセンス自体は約2000ドルで取れるみたいです。Karrathaにあるエージェントに片っ端から登録したらライセンスと合わせて4000ドルかかるという事です。

車とライセンスで6000〜8000ドルの費用が必要です。それに加えて日本からの飛行機代や家賃などを考慮すると、Karrathaに来てすぐにマイニングジョブを探す環境を整えることを前提としたら1.2〜1.3万ドルくらい必要になると思います。

それはキツいなぁ・・・と思う方。というより全員そう思うでしょう。マイニングジョブを探している人はホスピタリティー系の仕事をしながらマイニングジョブの機会を伺っている人がほとんどです。

Karrathaですぐに車が手配できる程度の資金があれば問題ないでしょう。もちろんお金はあればあるだけ良いです。お金はいくらあっても邪魔になりませんし。

ホスピタリティー系の仕事を掛け持ちすると月3000〜5000ドルは貯金できるはずです。

もし、他のライセンスに興味がある場合は上記でリンクを付けましたが、Austepに直接問い合わせて聞いてみて下さい。

ちなみに、フォークリフトのライセンスは約$500で取得できるそうです。

 

マイニングジョブの仕事を得るまでの流れ

Karratha到着

ホスピタリティー系の仕事の就職活動(車はすでに購入済)

仕事を見つけて就職。ライセンス代を稼ぐ

ホワイトカード、ライセンス取得

エージェントに登録

働きながらエージェントからの連絡を待つ

エージェントから電話。無事にマイニングジョブGet!

 

以上がマイニングジョブを得るまでの流れになります。エージェントに登録してから仕事を得るまでに2ヶ月かかったと友達から聞きました。どれくらい待つかというのは僕にも分かりません。その時の状況次第でしょう。

 

マイニングジョブのシーズンについて

セカンドビザ情報の記事には「シーズンは特にありません。しかし、冬に仕事は多く、夏は仕事が少ない傾向があります」と書きました。

それで間違っていないのですが、ここではその詳細を書きます。

まずWA州のビーチリゾートとして有名なBroomeを例に取り上げます。Broomeのシーズンは4月〜10月です。理由は乾期で、たくさんの観光客が押し寄せてくるからです。観光客が押し寄せてくるので、ホテルやレストランが忙しくなります。11月〜3月は雨期です。雨期のビーチリゾートは観光客が少ないでしょう。なのでシーズンオフなのです。

Karrathaの場合は観光客ではなく、仕事の受注量がシーズンを決定します。冬場(6〜8月)でも暑いとはいえ30℃前後なので、冬に受注が増えます。逆に夏は暑いので(45℃前後)、受注量は少ないです。

具体例を挙げると、Karrathaでは今年の1月に港の建設計画がありました。1000人規模の採用予定で僕の職場も1月は中旬から忙しくなると言われてたんですね。だけど、直前になってその計画がキャンセルになってしまいました。すると、寮も相次いでキャンセルになったので、結局忙しくなることはありませんでした。

このように、「受注量と受注の規模で忙しさが決まるので、シーズンといったシーズンはありませんよ!」といった意味で、「シーズンは特にありません。しかし、冬に仕事は多く、夏は仕事が少ない傾向があります」と表記しました。

基本的に冬が忙しく、夏は暇な傾向があると思っていただければいいです。

 

エージェントの紹介

 

ワーホリでマイニングジョブをしている人に話を聞くと、表向きは人を選ばずに対応してくれるけど、実際にワーホリの人も対応してくれるのはSteelcapとWorkPacだけだそうです。他は実質オージーとキウイ、永住権所持者しか対応しないそうです。聞いた話なので確かではありませんが、そのようなお話を聞きました。

 

女性でも働けるのか?

マイニングジョブとなると力仕事を想像しがちですが、確かに力仕事もあります。その他には知識を使う仕事もあります。僕の働く寮の利用者は男女比9:1くらいで圧倒的に男性が多いです。しかし、女性が働けないということはありません。

逆に寮などのホスピタリティー系の仕事になると男女比は1:9で圧倒的に女性が多いような気がします。

上記で書いたワーホリでマイニングジョブをしている8人はみんな男性です。ワーホリでマイニングジョブをしている女性は僕の周りではいませんが、どうやら過去にいたそうです。まぁ、他人のことはどうでも良いでしょう。女性の方でも興味があればチャレンジしてみてはいかがですか?

 

マイニング以外の仕事

Karrathaでワーホリの人が働いているマイニング以外の仕事は以下の通りです。

  • ハウスキーパー
  • キッチンハンド
  • スーパーマーケットの在庫の補充、レジ打ち
  • ガソリンスタンド
  • 公共エリアの清掃
  • オフィスの清掃
  • 建築現場の清掃(ホワイトカード必須)
  • 建築現場の雑用(ホワイトカード必須、セカンド対応)
  • 洗車

 

思いつく限りで上記の通りです。

僕が知っている詳細情報は以下の通りです。

マイニングサイトの寮

Sodexo

ホスピタリティー系で一番賃金が良いでしょう。ハウスキーパーで時給29ドルです。仕事はハードだそうです。

ISS

ワーホリの人が一番多いような気がします。時給は平日$24、土曜日$27、日曜日$32だったと思います。22時以降は時給が数ドル上がるような話も聞きました。仕事はメチャクチャハードだそうです。

Cherratha Lodge

マイニングサイトで働いている旦那の奥さんが圧倒的多数です。時給は$24です。仕事はそんなにハードではありません。ハウスキーパーは10人前後、キッチンハンドは3人でシフトを回しています。(今は暇なので2人です。)

 

レストラン、バー

Blanch Bar

キッチンハンド一枠のみあります。時給は平日$23、土日$27.5。ウエイターの枠もありますが、アジア人は雇われないと思います。まぁ、なぜかは察して下さい・・・キッチンハンドは17時から仕事開始で週20時間程度しか入れないため、掛け持ちのメインではない方という位置づけがちょうどいいと思います。ウエイターは週50時間入れます。

Tambrey Tavern

キッチンハンド4枠あります。しかし、うち2人は実質シェフのような仕事を任されます。また、他のレストランではシェフがやる在庫管理もキッチンハンドの仕事のため非常に大変です。

時給は平日$23、土曜日$27、日曜日$32.3。平日は20時以降$25になります。労働時間は週45〜60時間です。

・Jazz Noodle Bar

Karrathaで僕が知っている唯一のキャッシュジョブ。中国人経営だと思います。時給は$20.5です。

他にも、マクドナルドやケンタッキーでもワーホリの人は働いています。洗車場で働いてる台湾人の女の子は時給$26だそうです。ガソリンスタンドはどこも時給$24前後。BPという所だけ時給$30という話を聞きました。colesは平日、土曜日$25、日曜日$32だったかな・・・確かではありません。

清掃業はどこも時給$25だと思います。建築現場の雑用は僕の同僚が働いていました。時給$31で一日10時間。週5日だそうです。そして、セカンドビザも対応していました。彼は朝昼と建築現場で働いて、夜はマイニングサイトの寮でキッチンハンドをしていました。ものすごい額を稼いでいたと思います。

ただし、注意点もあります。これはオーストラリア全体で言えることですが、経験が非常に大事です。僕がこうしてサクッと仕事を見つけることができたのは、大学時代にホテルでキッチンハンドやハウスキーパーをしていたからなんですね。

日本と違って即戦力をつねに求めてくるので、未経験者は相手にされないことが多いです。リゾートバイトであれば収入を丸々貯金に回すことができますし、リゾートホテルで経験を積むこともできます。なので、ワーホリ資金を稼ぐためにもリゾートバイトはオススメです。

>>参照:リゾートバイトの経験がワーホリで圧倒的に有利なたった1つの理由

 

シェアハウスについて

最後に宣伝です。

※追記 2016/9/13

現在募集は行っていません。

僕はKarrathaで3LDKの一軒家を借りてシェアハウスを運営しています。現在は空いていませんが、一週間後から一部屋空くので入居可能です。事前に部屋を押さえることはできませんが、Karrathaに到着した時点で連絡していただければ、その時に部屋が空いていれば入居可能です。

というのも、セカンドビザ情報の記事を書いた時に、Facebookのグループを通じて日本人女性の方が1ヶ月ほど部屋を押さえていたのですが、つい先日、その方がバックレてしまいました。日本人だし良いかなと思いデポジッットも取っていなかったのですが、最初から分かっていたら他にも僕の周りで部屋を探している人がいたのでそっちに譲れば良かったと後悔しています。

そんなこともあり、予約は一切受け付けていません。もし、入居したい場合はKarrathaに着いてから連絡を下さい。空いていれば入居可能です。

部屋は1人部屋です。ダブルベッドなのでカップルも可能です。

1人で利用の場合:$160/w +光熱費(目安は月$50〜$60)、ネット(月$20)

カップルの場合:$200/w+光熱費(目安は月$50〜$60)、ネット(月$20)

現在は僕を含めた日本人3人で住んでいます。(今は、前オーナーのフィリピン人の方も一緒に住んでいますが、来週あたりに出ます。)ワーホリの日本人は僕が把握しているだけで、4人です。うち3人がここに住んでいます。僕と同居している日本人2人はマイニングジョブを狙っている最中で、現在はガソリンスタンド、レストランで働いています。

恐らく、1人部屋ではKarratha最安です。ということもあり、Gumtreeなどで広告を出したら殺到する価格設定なので、ルームメイトを見つけようと思えばすぐに見つけることはできます。しかし、なるべく日本人が良いなと思っているので、ここで宣伝を出すことにしました。

ちなみに、Karrathaでは表向きには出ないシェアハウスは恐らくたくさんあると思います。そういった所は僕のシェアハウスみたいに安いと思いますが、人脈がないと見つけることはまず不可能です。

 

いかがでしたか?オーストラリアのワーホリといえば「ファーム」というイメージがありますが、ぜひマイニングジョブにも挑戦してみて下さい。