VATって聞いたことありますか?タイで旅行をしてると買い物をする機会があると思うんですけど(タイに限らず旅行してたら買い物する機会はあるでしょう笑)、その時にVAT(付加価値税)と呼ばれる消費税のようなものが商品価格に含まれています。
そしてタイ国外からの旅行者を対象に出国時に申請をするとその支払った分のVATが払い戻しされるんですね。VATってだいたい7%くらいなので意外にたくさん返ってきますよ!
今回はそのVATの返還手続きについてまとめました。
タイでのVAT返還手続きその1 商品を買う時にVATのことを店員に伝える
まずは買い物をして支払いをするときのお話です。支払い時に、店員にVATの払い戻しをしたいと伝えてください。「VAT プリーズ!」で通じます。
すると、店員さんがサクッと手続きを済ませてカードをくれます。このカードは無くさずに取っておきましょう。手続きの際にパスポートの提示を求められるので、買い物するときはパスポートを忘れずに携帯してください。
商品を買った時に受け取るレシートも忘れずに保存してください。これがないと払い戻しはできません。今回、僕が買ったのはiPhone SEとiPhoneケース。それからGoproのアクセサリーです。合わせて23680バーツ(約71000円)のお買い物でした。
タイでのVAT返還手続きその2 空港で入国審査前に手続きをする
これは非常に大事なことです。必ず出国審査前にVATの手続きをしましょう。これはバンコクのスワンナプーム国際空港での写真ですけど、このような施設に行って手続きをする必要があります。
わからなければ、そこらへんにいるスタッフに「VAT?」と言えば通じます。彼らは慣れてるので、それだけで通じますよ。
VATの手続きに必要なもの
- 当日に乗る飛行機の搭乗券
- パスポート
- VATの払い戻しの対象商品
- VATのカード
- VATの払い戻しの対象商品のレシート
この5つをスタッフに渡しましょう。あとは勝手に手続きを進めてくれます。そして、手続きが終わると全て返してもらえます。この手続きが終わってから出国審査をしてください。
この時に提示する商品は開封していても問題ありません。僕自身、すでにiPhoneSEを使用していましたが、特に問題なく手続きをしてくれました。ただ、念のために商品の箱や包装は取っておきましょう。そして、ここでの手続きが終わってから不要なものは捨てて出国検査に行くのが無難だと僕は感じました。
タイでのVAT返還手続きその3 出国審査後の手続き
出国審査を終えてから下の写真の施設に向かいます。スワンナプーム国際空港の場合、複数あるのでそのうちのどれかに行けばいいでしょう。
ここで必要なものはVATのカード、パスポートのみ。これをスタッフの方に渡すといくつか書類にサインをしてあとはサクッと払い戻しをしてくれます。
場所がわからなければ上をみてください。こんな感じで案内板があります。
今回、僕は全部で1170バーツ(約3500円)の払い戻しを受けました。多少の手数料を取られるので7%全額が返ってくるわけではありませんが、これだけ簡単な手続きでお金が戻ってくるんですからやる価値は充分にあるでしょう。
VATの払い戻しを受けられる対象者
- タイ国籍以外の人
- タイに年間180日以上滞在してない人(タイに定住してない人で)
- 空港から飛行機で出国する人
- 航空会社の機内乗務員でない人
VATの払い戻しを受ける条件
- VAT払い戻しを受け付けてるお店。(VAT REFUND FOR TOURIST)の表示がレジの横にあるはずです。もしくは店員に聞きましょう。
- 同日、同じ店で総額2000バーツ以上を購入の場合
- 購入したずべての商品総額が5000バーツ以上
- 購入後60日以内に買った商品を持ち出す(出国)すること
返金総額が10000バーツ以下の場合は現金で返金してくれますが、10000バーツを超える返金は現金では受け取れず、小切手か銀行振込になります。ただ、10000バーツを超える返金って相当な額なので、ほとんどの人は現金で受けとることができるはずですね。
いかがでしたか?タイに旅行する方はぜひVATの払い戻しにもチャレンジしてみてください。払い戻しされたお金は次回のタイ旅行にでも使いましょう。もしくは、飛行機に乗る前の買い物に使うのもアリですね!
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