2016年12月初旬。カンボジアとの国境に位置するタイ・アランヤプラテートに滞在しています。
アランヤプラテートと言えば、タイ・カンボジアを陸路で越えたことのある人なら聞いたことがあるはず。そして、通った人も多いでしょう。ただ、アランヤプラテートに滞在した人というのはあまり聞いたことないです。
というわけで、アランヤプラテートってどんな感じの街だった?というのを記事にまとめました。
アランヤプラテートってどんな街?
タイ・カンボジアの国境越えで有名な街
アランヤプラテートはタイ・カンボジアの陸路国境越えをする際に通る街ということでバックパッカーの間では、わりと知られた街です。通るだけで滞在する人はほとんどいませんが・・・
国境のタイ側が「アランヤプラテート」。カンボジア側は「ポイペド」。ポイペドにはカジノ街があり、マジシャンの引田天功さんが運営に関わってるカジノもあります。
また、国境エリアではスリが多発していて、非常に治安が悪いことでも知られています。
アランヤプラテートはカンボジアとの国境地帯であり、過去にはタイ国鉄の列車がバンコクからプノンペンまで走っていたが、1970年代のクメール・ルージュの時代に運行は停止した。現在では、バンコクからの列車はアランヤプラテート中心部まで通っており、国境およびカンボジア領内での運行はなされていない。カンボジアの内乱時期にはタイへ逃げてくるカンボジア難民の通過点となり、内外のマスメディアの注目を集める地名の一つであった。
引用:wikipedia
アランヤプラテートの場所
タイとカンボジアの国境に位置する街です。
アランヤプラテートへの行き方
アランヤプラテートへの行き方に関しては別の記事に詳しく載せているので、そちらを参考にしてください。
アランヤプラテートの中心地
アランヤプラテートはタイ国鉄「アランヤプラテート駅」の周辺が栄えています。
「アランヤプラテート」に実際に滞在して感じたこと
アランヤプラテートには2016年12月1日〜4日まで滞在しました。
治安
治安に関しては悪くはなさそうでした。ここ一帯では大きい街なので、人も多いです。また、国境には巨大市場として有名な「ロンクルア市場」の存在も影響してるのか、外部から車でやってくる人が多い印象です。
それに伴ってなのか、いたるところに屋台や日用品販売のお店。食物市場のような場所があります。街中を歩いても、物乞いはおらず治安の悪さは感じませんでした。
ロンクルア市場周辺はスリが多く、治安が悪いので十分に気をつけてください。「ロンクルア市場周辺って本当に治安が悪い?実際に行ってきました」に詳細をまとめています。
ただ、夜は中心部を除き人通りがなくなるので外を出歩くのは明るいうちにしておいた方が無難です。
「観光客・商用で訪れる人」目当ての人は国境エリアに集まっている
観光客相手の商売。スリなどを働く人は国境に集まっています。理由は国境に観光客・商用で訪れる人が集まるからです。特に、商用で訪れる人は現金をたくさん持ってるのでそれに目を付けてるスリの人も多いでしょう。(ロンクルア市場へ仕入れのために行く人は多額の現金を持っている)
アランヤプラテートの街中の屋台など、ローカルのお店では値段を吹っかけられることはありませんでした。吹っかけてくるのは、タイ国鉄の駅で観光客を待ち構えてるトゥクトゥクのドライバーだけです。(ロンクルア市場も注意!)
物価
アランヤプラテートでお金を使う機会は食事とホテルくらいです。なので、この2つに関しての物価をまとめました。
食費は安い
バンコクと比べたら安いです。安いというより、バンコクにあるような高級レストランはありません。食事は1皿40バーツ〜60バーツくらいが相場でしょう。バンコクにあるローカルの屋台と同じくらいです。
ドミトリーの安宿がない
観光地でないエリアにありがちなのですが、ドミトリーの宿がありません。僕が今回の滞在で把握したホテルは全て通常の個室です。なので、普段ドミトリーにしか泊まらないバックパッカーにとって、宿泊費は高く感じると思います。
安い宿で1泊300バーツ前後。高い宿では1000バーツ(約3000円)を超える宿もあります。ホテルの検索サイトで予約すると少し安くなりました。
すでにホテルに滞在することが決まっているのであれば、事前に予約する。もしくは、どのホテルにするか事前に目星をつけておきましょう。
ちなみに、今回僕が滞在したのは「マーケットモーテル」。Agodaで予約したんですけど、1泊800円でした。
アランヤプラテートでは、1泊2000円も出したら綺麗なホテルに泊まることができます。お金に余裕があるのであれば、格安料金で高級ホテルの気分を味わってみてはいかがでしょうか?
主な食事場所
食事場所はいたるところに屋台があるので、困ることは特にないです。それにセブンイレブンもいくつもあり、意外に便利です。
今回、僕が通ったのは「Aran food market」の前に並んでいた屋台です。
>>google mapでAran food marketの場所を調べる
英語について
全く通じません。ただ、銀行や貴金属店では英語が通じるスタッフがいました。
交通機関について
街中にバスはありません。交通手段はトゥクトゥク・バイタク(バイクタクシー)・徒歩です。街から国境までトゥクトゥクで80バーツ。バイタクで60バーツが相場でした。(2016年12月時点)
なので、滞在先も栄えてる街中もしくは国境エリアがいいでしょう。それ以外の場所は不便です。そして、その不便なエリアには高めのホテル(1泊2000円以上)のホテルが点在しています。
以上がアランヤプラテートの街中の情報です。
タイ・カンボジアの国境を越えてアンコールワットに行くために通過する人がほとんどだと思いますが、時間に余裕ある方はぜひ寄ってみてください。地元の方の生活が垣間見れる街ですよ!
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