チェンライは、タイの北部にある町。チェンマイよりさらに北部にあり、ラオスやミャンマーの国境とも近いエリアにあります。ミャンマーやラオスに向かう人の経由地。もしくは、チェンライ郊外の観光地を訪れる人が拠点として滞在する場所でもあります。
僕自身、4年前に黄金の三角地帯と呼ばれる「ゴールデン・トライアングル」へ訪れた時も、滞在はしてないけどバスで通過しました。
今回は2016年12月上旬に5日間滞在したので、チェンライについていくつか記事をまとめることにしました。
この記事では、チェンライへバスで行く時に知っておいた方がいいことをまとめています。
チェンライにはバスターミナルが2つある
チェンライにはバスターミナルが2つあります。街の中心部にあるターミナル1。それから、街の郊外にあるターミナル2です。
チェンライの街の中心部にある「バスターミナル1」
街の中心部にあるバスターミナル1は主に近距離メインの路線です。さらに北側にあるラオスやミャンマーの国境付近に行く路線もバスターミナル1から出ています。
僕が訪れた2016年12月上旬は新しく街中にバスターミナルを建設中で、仮設のバスターミナルでした。地元の方はその仮設のバスターミナルをターミナル1と呼んでいたので、ここでは仮設のターミナルも「ターミナル1」と表記させていただきます。
チェンライの郊外にある「バスターミナル2」
街の郊外にあるバスターミナル2は主に中・長距離メインの路線です。バンコク行き。プーケット行きなどがメインです。またタイ東部のラオスとの国境エリアに向かうバスも発着しています。とにかく中・長距離の路線は全てバスターミナル2からの発着となります。
また、長距離路線でバンコクなどからチェンライを経由してさらに北部へ行くような路線の場合、バスターミナル2を経由するので、そのバスに乗ればバスターミナル2からでも近距離の路線として利用することができます。
中・長距離路線はバスターミナル2までしか行かない
バンコクから直接チェンライに行くなど、郊外にあるバスターミナル2で発着する路線は街中にあるバスターミナル1には行きません。ただし、例外的にグリーンバスというバス会社のチェンマイからチェンライに向かう路線はターミナル2を経由してターミナル1に向かいます。
バスターミナル2からチェンライの街中へ移動する方法
郊外にあるバスターミナル2からチェンライの街中へ行く方法はいくつかあります。
ソンテウ(乗り合いバス)orトゥクトゥクをチャーターする
トゥクトゥクのチャーター料金は確認してませんが、ターミナル2からソンテウ(乗り合いバス)をチャーターして街中の指定場所(予約したホテルなど)まで160バーツと言われました。もう少し値切れるかもしれませんが、だいたい160バーツくらいという認識でいいでしょう。
ターミナル2に着いたらそこら辺にいるソンテウかトゥクトゥクのドライバーに話しかけましょう。(話しかけなくても話しかけられると思いますが・・・)
ソンテウでターミナル1へ向かう
ターミナル2の20番乗り場からターミナル1に向かうソンテウ(乗り合いバス)が発着しています。
ソンテウとは乗り合いバスのことで、人が集まり次第出発します。
乗車賃は1人20バーツです。
ターミナル1に到着したら、そこはチェンライの街の中心部です。トゥクトゥクのドライバーにホテルまで連れて行ってもらうか、歩いてホテルに向かいましょう。街中にあるホテルであれば、だいたいのホテルが徒歩圏にあるはずです。
外国人旅行者からボッタクろうとするので注意
僕は20番乗り場に行くと、ソンテウのドライバーに「1人70バーツ」と言われました。やたら高いなと思ったんですね。
乗り合いバスなので、他の乗客と同じタイミングで支払いをして、いくら手渡してるのか観察してから支払おうと思い、その場で支払うのはやめました。
出発直前になり、他の乗客がドライバーに20バーツしか支払っていなかったので、僕も20バーツしか支払わなかったところ、特に何事もなく出発しました。
ソンテウは現地の方が利用する交通手段なので、基本的に安いはずです。ソンテウに乗る場合、周りの乗客と同じタイミングで支払いをしましょう。他の乗客の目の前で吹っかけてくることはないので、一つの回避策として有効ですよ!(ただし、乗客とドライバーがグルの場合は除く)また、ターミナル1から2に移動する時も同じ乗車賃です。
というわけで、今回はチェンライのバスターミナル事情についてでした!