【イギリス治験体験談】事前検診ってなんなの?再検査で100ポンドを追加でもらった。【リッチモンド・ファーマコロジー】

これからイギリスで治験を考えている方。それから、すでに治験への参加が決まっている方に向けての記事です。

ぶっちゃけ初めて治験に参加するとなると不安ですよね?それに、事前のリッチモンド・ファーマコロジー(以下リッチモンドと表記)の説明は少し物足りない部分があります。

というわけで、今回は実際にリッチモンドの治験に参加した僕が、事前検診ってどんなかんじだったのか?再検査ってどんな感じなのか?について記事をまとめています。

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事前検診とは?

事前検診とは、治験を受けるための基準を満たしているかどうかのチェックをするための検査です。

健常者に対する治験であれば、投薬しても平気かどうかを事前検診でチェックします。具体的には、

「血液検査、尿検査、血圧、心電図」(僕が受けた時)

これは、投薬予定の薬によって違うかもしれませんが、僕が受けた時は上記の4つの検査を行いました。

ちなみに、健常者に対する治験は学校や会社で行う通常の健康診断よりも基準を厳しく設定してるらしく、この事前検診に通るということは非常に健康だと言えるかと。

なので、ある意味お金もらって受ける健康診断のようなものですね。

また、中には例えば「コレステロールが高めの人を対象とした治験」のような少し異常を持った方を対象にした治験もあります。

なので、そういった治験であれば事前検診は、投薬にふさわしいコレステロールの数値であるかどうか?ということも調べられるでしょう。

要するに、投薬にふさわしい健康状態であるかどうかを調べるのが事前検診の目的です。

 

事前検診に合格しても治験を受けられない可能性はある

これは、治験を主催する側(リッチモンド)からすると、確実に人数を集めたいわけです。

なので、8人に投薬する場合はその倍の16人くらいを募集するのではないでしょうか?(僕の予想ですが)

少し、話は逸れますが僕が参加した治験は8人の投薬に対して実際に入所したのは12人。そして、初日にさらに検査をして8人に絞っていました。

余った4人は次の治験に参加するか、帰るかの二択です。

僕は、13人目となり、その日は補欠として待機していましたが、特に何もなくその日は入所せず次の治験に回り、そこでは無事に入所しました。

というわけで、実際に事前検診に呼ばれたのは16人くらいいるのではないかというのが僕の予想です。

 

再検査を受けることもある

僕自身、血液検査で再検査を受けました。メールで「血液検査をもう一度受けてください」と連絡を受けたんですね。

事前検査は午前9時から行われ、その4時間前から絶食の指示が出ていたので、午前5時までは食事をしていいのです。

しかし、そんな早く起きるわけもなく・・・笑

僕は前日の夜から絶食をしていたので、血糖値か何かが低かったのか再検査となりました。僕以外に同じ日に受けた人も再検査で訪れていました。

それ以降、しっかりと食べてから検診4時間前から絶食するようにという指示が出るようになりましたw

ちなみに、本当に重大な病気(HIVや白血病など)にかかっていた場合は、再検査とは言わずに「とりあえず来てください」と言った感じで呼び出して、診断書を渡すそうです。

再検査を受けると、再検査として80ポンド。交通費として20ポンドの合わせて100ポンドが上乗せされます。少し得したって感じですかね?

これがリッチモンドの事前検診の流れとなります。

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