ワーホリ生活が終わったので、これからワーホリをする人に伝えたいことを書いとくよ!

2016年9月30日。この日をもってオーストラリア・カラサでの仕事が終わりました。そして、来週にはオーストラリアを離れます。

長かったような短かったような、よくわからない感情だけど、いつも間にかカラサで16ヶ月も過ごしていたようです。

 

カラサに行った目的は貯金

僕がカラサに行った理由はたった一つ。お金を貯めること。今後の活動費をサクッと稼ぐために、2015年6月にカラサに行きました。

 

最初の8か月間は掛け持ちをして荒稼ぎ。

カラサに到着してすぐに仕事が見つかりました。そして、最初の8ヶ月間は週2000ドルペースで稼いでたんですね。労働時間は週80〜90時間。

>>週給2000ドルの僕がオーストラリアにお金を稼ぎに行く人に伝えたい。〜出稼ぎワーホリの人が肝に銘じてほしい10個の心得〜

>>オーストラリア・マイニングの街「カラサ」はマジで稼げる!今回は給料明細を公開することにした。

 

そして、目標だった4万ドルを8ヶ月目に貯め終えました。それからは掛け持ちをせずに、一つの職場でずっと働き続けたんですね。本当は今年の4月に辞める予定だったんだけど、ワーホリビザのルールが変わったのでそのまま働けることになり、ずっと続けました。

 

長期間働くことによって自身の立場が変わってきた

僕が働いてる職場はよくスタッフが入れ替わるんですね。理由はキツイから。マイニング系の職場はオフィスワークを除けば本当に体力的にキツイです。外は暑いし、キッチンは肉体労働者相手に給食を作るようなもの。本当に重労働です。

その中でもずっと続けてる人は当然ながらいます。ずっと続けてる人は自然と周りから信頼されるようになるし、新しい人が入ってきたら指導係にもなります。

 

1年も続けると大御所になる

日本で1年といえばまだ新人というような感じですよね?カラサは出稼ぎの街なので基本的に長居する人は地元の人を除いていません。なので、16ヶ月も働いた僕は職場では大御所でした。

 

ボスから意見を求められるようになる

仕事を始めてすぐだと、仕事をこなすだけで精一杯という感じですよね?そして、その過程が過ぎるとボスから信頼されて仕事を任されるようになります。さらにその過程を過ぎたら、ボスから意見を求められるようになるのかな?と感じました。

僕の場合は在庫の管理場所、新しく入ってきた人の評価、キッチンハンドに割り振られる時間が十分かどうか。この3つに関しては、職場の方針を決める上で僕の意見も求められるようになりました。

特に、新しく入ってきた人(キッチンハンド)に対する評価は残酷でした。ボスは始めにシェフ全員に新しく入ってきた人の評価を聞きます。そこで新人に対して使えないと判断した人が大多数であればボスは僕に意見を求めるんですね。

そして、僕が「新しい新人は使えない」とボスに伝えると、その人はクビかシフトを減らされる。そんな感じでした。いつの間にか僕はそれほどの立場が確立されていたんですね。給料(時給)も他のキッチンハンドより高くなってました。

 

必死に働いて得た信頼が目的だった貯金につながった

最初の方はクビを恐れて一生懸命に働いてたのに、いつの間にかボスから信頼されて僕のことを良きパートナーとして扱ってくれたことには本当に感謝しかないです。

おかげで僕自身たくさんの時間働くことができて、結果的にそれが貯金にもつながりました。

 

仲間の信頼はお金では買えない

僕が9月30日で辞めることはずっと前から決まっていました。ビザの期限が切れるので。今まで働いた16ヶ月間で得たものはもちろん目的だった貯金だったけど、いつの間にか僕はここで良き仲間との信頼も得ていたようです。

もちろん衝突することもありました。でも、最後には僕のために職場のスタッフが僕の知らないところで色々と準備をしていたようです。

寄せ書き

 

そして、職場からは表彰状のようなものも頂きました。

certificate

 

ヘッドシェフからは推薦状(リファレンス)を書いてやると言われたんですね。推薦状があると仕事探しは本当に楽です。履歴書(レジュメ)は自己申告だけど、推薦状は第三者からの評価。なので、履歴書に推薦状も加えて出すと大体は採用されます。

これから先、英語圏でキッチンハンドをするかわからないけど、仮にまたワーホリでニュージーランドやイギリスにでも行くことになったらこの推薦状は使いたいなと考えています。

 

多くの人が何事もなかったようにいなくなる中で、このように評価してくれることは非常にうれしかった

貯金目的でクビに怯えながら必死こいて働いた結果、このように周りから信頼されることになった。僕としては本当に想定外だったし考えてもいませんでした。カラサを離れる前にパーティーでもして終わりかなぁ〜くらいに思っていたので。

こんなに僕のことを評価してもらうと、やっぱり嬉しいですよね。ここで働いてよかったなと思いました。

 

これからワーホリをする方に伝えたいこと

ワーホリで海外に行く人ってひとそれぞれ目的が違います。その中でもワーホリが目的なんて言ってる人もいますよね?率直な意見を言うと、ワーホリを目的にするとワーホリ生活は続きません。

>>ワーホリは目的ではなく手段として考えるとうまくいくよ!というお話

とは言っても、海外生活に憧れて何も考えずに海外に行く人もいるでしょう。そんな人は一つの職場にすべてを捧げる気持ちで働いてもいいのでは?と思います。そこで得た仲間は一生ものですよ。これだけはいくら大金を払っても買えないです。

 

旅行は観光ビザでもできる

旅行はしないの?なんてよく聞かれるんですけど、旅行なんて観光ビザでもできますからね。なので、ワーホリ期間中に旅行はしません。これが僕の考えです。ワーホリ期間は観光ビザでできないこと=仕事。僕はこの考えがベストだと考えています。

オーストラリアの場合は学生ビザでも働けますけど、週20時間までしか働けないですよね?お金を払うだけで就労許可の降りるビザといえば実質ワーホリビザくらいしかないでしょう。

 

入れ替わりの激しい職場で頑張ると立場もよくなる

入れ替わりの激しい職場で長く働くと、立場がすぐに上になります。すると、意外にも居心地が良くなります。そのうち替えのきかない存在になり、ボスからは信頼を得るようになるんですね。

もし、入れ替わりの激しい職場に当たったら少し頑張ってみてください。そのうち状況が良くなることもあります。ダメならサクッと辞めましょう。

 

英語圏で働くのに英語での意思疎通は絶対条件

英語圏で働くのであれば英語だけは絶対に必要です。僕がこうやって信頼を得ることができたのは英語で意思疎通が取れるからという前提があってのことです。

>>ワーホリで海外に行こうか迷ってる人、ワーホリに行く準備をしている人に読んでほしいことをまとめました。

 

さいごに

僕のブログを通して時々文句を言ってくる人がいるんですね。

 

こんな感じですね。僕の意見を言うのであれば、そもそもワーホリってビザの名前なだけなんですよ。

ワーホリビザを使って何がしたいのか?何が目的なのか?これが重要であって、ワーホリで何をすべきとかそういった決まり事なんてないです。なので、他人に自分の活動についていちいち口を挟まれる筋合いはないですね。

もちろん、他の人に迷惑をかけていないことが前提ですけど。例えば、他人に散々頼りながらも”俺のやることに口を挟むな”ってのはなしですよね。

そして、英語圏で活動するのに英語は必須でしょう。英語が使えないと自覚があるのであればできるようになってください。それしか言えることはないです。