2017年8月末。僕はパミール高原&ワハーン回廊の周遊旅行の後にドゥシャンベに向かい。2泊した後にウズベキスタンへ陸路で国境越えをしました。
というわけで、今回はその国境越えについてのお話です。
ウズベキスタンの入国は非常に厳しいとの噂ですが、実際はどうだったのか?という部分についても言及しています。
タジキスタン・ウズベキスタンの国境について
タジキスタンとウズベキスタンの国境はいくつかあるのですが、サマルカンドへ行くとなった場合、国境は2つです。しかし片方は現在閉鎖されてるので、使える国境は1つのみとなります。(2017年8月時点)
というわけで、今回はこの地図の下側の現在開かれてる国境についてのお話をします。
ウズベキスタンの国境への行き方
Zarnisarへ行く
ドゥシャンベからウズベキスタンの国境への行き方ですが、まずは乗り合いタクシーを捕まえます。場所はZarnisar。地図上では以下のとおり。
街中を走ってるマルシェ(乗り合いバン)で行けますよ!
Zarnisarから乗り合いタクシーへ乗る
僕はこの時に4人で行動を共にしていたので、Zarnisarからは乗り合いタクシーで移動しました。4人合わせて60ソモニ。約720円ですね!
陸路でウズベキスタンに向かってます。さよならタジキスタン^_^ pic.twitter.com/Gv7csTgdEJ
— 小田遼太郎@ウズベキスタン (@FreeS_Traveler) 2017年8月29日
国境での検査について
タジキスタン側
特に細かいチェックはなし。
ウズベキスタン側
X線の検査の後に荷物を開けて、中をチェック。人によってはパソコンやスマホの写真をチェックされる。僕の場合はスマホチェックだけで終わりました。見つかったらまずいものはポルノ系だと思われます。
とはいえ、国境ではそんなに厳しいチェックはありませんでした。
ウズベキスタン出国後、入口に警察官がいる。こいつが面倒
無事にウズベキスタンに入国した後、警察官が待ち受けています。理由はわかりませんが、おそらく小遣い稼ぎ。
というのも、ここでまたスマホの写真をチェックされます。ここでは全ての写真をチェックされました。なので、ポルノ系の写真を持ってる方は消したほうが無難かと。もし見つかったら罰金取られるというお話を聞きました。
僕と同行した人の中に鳥葬と呼ばれるチベット風習を収めた写真がスマホに入ってる人がいました。素っ裸の死体を刻んで鳥に食べさせて処理するというものなのですが。
その素っ裸の写真を「ポルノ」と認定されそうになり説明に非常に時間がかかっていました。ポルノ系は本当に気をつけましょう。
ウズベキスタン入国後→サマルカンドまでの移動
乗り合いタクシーに乗る
国境を超えたらそこら中に乗り合いタクシーのドライバーが待ち構えています。最初の言い値は1台100ドルくらいですが、相場は1台50ドルです。僕ら4人も値切って50ドルにしてもらいました。(2017年8月時点)国境からサマルカンドまでは約8時間の道のりです。
鉄道という選択肢もあるが、1日1本しかないのであまりおすすめできない
国境の近くにある町「Denov」からタシュケント行きの鉄道が出ています。とはいえ、出発が確か昼の3時あたり。それから国境でどれくらい時間がかかるのかはその時で変わってくる。満席かもしれない。
という不確定要素があるのであまりオススメできません。1人旅の方はDenovに泊まって列車に乗ったほうが安上がりかもしれませんが。
というわけで、今回はタジキスタン・ドゥシャンベ→ウズベキスタン・サマルカンドの国境越えについてのお話でした!