ダラットで有名なコーヒーは猫のウ○コから出来てる?実際に飲んでみた!

2018年2月上旬。僕はベトナム・ダラットに滞在しています。

ここに来る前に「ダラットでは猫のウ○コから作られたコーヒーがある。」というのを聞いたので、これは行かないと!

とうわけで、実際にそのコーヒーを生産しているファームに行ってきました。

ぶちゃけどうだったのか?といった感じで記事をまとめています。

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Weasel Coffeeについて

「猫のウ○コから作られたコーヒー」という表現は胡散臭いので、最初に何のコーヒーなのかをここで説明します。

まず、名前ですが、「Weasel Coffee」

ベトナムとインドネシアのみで生産されている非常に希少なコーヒー豆。

ジャコウネコの糞に含まれているコーヒー豆を抽出して生産されています。

ちなみに、別名「コピ・ルアク(Kopi Luwak)とも言われ、こちらはインドネシア語です。

コピ=コーヒー。ルアク=「ジャコウネコ」のインドネシアでの呼び方。

Weasel Coffeeが生産される仕組み

ウ○コから出来ていると言いましたが、それは厳密にはウソです。

ジャコウネコがコーヒーの実を食べると、コーヒーの実の皮は消化され、豆は消化されずに糞として排泄されます。

その糞に混じったコーヒー豆を丁寧に洗って通常のコーヒー豆を作る過程を経て生産されるそうです。

ちなみに、ジャコウネコの消化器官の中では消化酵素の働きや腸内細菌による発酵の働きで、コーヒーに独特の香味が加わるともいわれています。

僕が訪れたファームでは約200匹のジャコウネコがおり、年間500KgのWeasel Coffeeを生産するそうです。

世界で最も高価なコーヒーとして知られており、500グラムにつき300から500米ドルの価格で販売されている。

かつては主にアメリカ合衆国と日本に出回っていたが、現在は供給量こそ限られてはいるものの、世界各地で入手できるようになった。

引用:Wikipedia

 

Weasel Coffee Farmについて

ここのファームではWeasel Coffeeを飲むことができます。

また、少しだけですが、ファームの見学もできるんですね。

Weasel Coffeeの料金について

料金はこちら。

コーヒー1杯に10gのコーヒー豆を使います。

なので、一杯20万ドン。約1000円ですね。

また、コーヒー豆も売っているので、お土産に持ち帰ることもできますよ!

お土産用のコーヒー豆

コーヒーを実際に飲んでみた

コーヒーを頼むと、目の前で豆を挽いてコーヒーを作ってくれます。

そして、出来上がりがこちら

味はクセがなく、少し苦味がある感じ。コーヒーが苦手な方でも飲める感じでした。

まぁ、味に関しては実際に自分で飲んで確かめてみてください!

コーヒーを飲み終わると、近くの畑とジャコウネコがいる檻を見学させてもらえます。

この道の両サイドが畑

ジャコウネコが住む檻。
僕が行った時間帯はもれなく全ての猫が寝ていた。

カフェの方にいたジャコウネコ。こちらも寝ていた。

というわけで、今回の記事はダラットにある超高級コーヒー豆「Weasel Coffee(コピ・ルアク)の生産されているファームについてでした!

今回、お世話になったスタッフの方。

なかなか飲む機会のないものなので、ダラットに訪れた際はぜひ行ってみてください!

 

Weasel Coffee Farmの場所、営業時間について

スタッフの方曰く、年中無休で朝7時半〜夕方17時半までの営業だそうです。

場所はこちら。

住所:Phường 10, Thành phố Đà Lạt, ラムドン ベトナム

Weasel Coffee Farm周辺は本当に何もない田舎の風景で「本当にこの道であってんの?」と思うかもしれないので、ファーム周辺の写真を用意しました。

こんな感じ。左側の看板が目印です!

以上!参考になれば幸いです。