2018年10月15日〜11月4日まで、僕はエベレストトレッキングに挑戦していました。
カトマンズからバスでサレリ(Salleri)という街まで行き、そこからトレッキングを開始。
チュクンリーに登頂したあと、カラパタール・エベレストベースキャンプまで行き、最後はルクラから飛行機でカトマンズに戻るというルート。トータルで21日間のトレッキングになりました。
この記事では、エベレストトレッキング12日目のチュクンリー(Chuknung Ri)へ登頂した時のことについてまとめています。
エベレストトレッキングの体験談だけでなく、実際に挑戦するにあたって必要な情報もそれぞれ記事にまとめています。
【そもそも、エベレストトレッキングって何なの?という方へ。】
>>エベレストトレッキングとは何なのか?具体的な詳細をわかりやすく解説!
【エベレストトレッキングにかかる費用について】
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【エベレストトレッキングに必要な持ち物・装備について】
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【エベレストトレッキング体験談。全21日間の体験談一覧】
チュクンリーへのルートについて
チュクン(標高4730m)→チュクンリー(標高5546m)→チュクン(標高4730m)
この日はエベレストトレッキング始まって以来初めての5000m超えです。
ディンボチェで高山病の症状が出てしまい、無事に治ったものの、また高山病の症状が出ないか正直心配でした。
逆に、この標高を乗り越えたらこの後に行くカラパタールやエベレストベースキャンプでは高山病の心配はあまりないだろうという目論見もありました。
というわけで、どうなるかは行ってみないとわからないということで、ひとまず出発です。
午前8時頃出発
この日もしっかりと朝食をとってから出発。
この日は同じ宿に泊まるため、持参していた折りたたみリュックに水や非常食など最低限の持ち物を詰めていきました。
さすがに標高4000m後半となると植物もまばらになってきますね。
山登りなので、当然ずっと上り坂。標高は5000mを超えています。さすがに呼吸がキツい。
ルート自体はそんなに激しい上り坂というわけではないのですが、いくら呼吸してもあまり吸えた気にならず、「自分は本当に呼吸できてるのか?」と疑ってしまうほどです。
11時頃に無事にチュクンリーに登頂
登頂を初めて約3時間。無事にチュクンリーの山頂にたどり着きました。標高5546m。さすがに高いですねw
チュクンリーから見える景色は言葉でなんて表現していいかわからないのですが、ざっくり言うと「何もかもがどうでも良くなる」ほど圧倒的な景色と言えばいいのでしょうか。
日々の細かいことや、人間関係、自身のこれからの人生など。生きていたら少なからずは悩んだり気にしたりなんてことはあるでしょう。
でもチュクンリーの山頂に行って、この景色を見ると、そんなこと全てがどうでも良くなるほど圧倒されました。
言葉なんてものはここでは必要ない。ただ、見るだけで圧倒されるそんな経験ってよっぽどのことがない限りないでしょう。
でも、ここはそのよっぽどの場所だったんですね。本当に圧倒されました。
チベットの五色の祈祷旗タルチョーも飾られていました。
五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、それぞれが天・風・火・水・地すなわち五大を表現する。タルチョ、タルチョク、マニ旗、ルンタ(རླུང་རཏ་ rlung rta)すなわち風馬旗とも言う。
風の馬が描かれている場合にルンタと特に呼ばれ、仏法が風に乗って拡がるよう願いが込められている。他に願い事や六字大明呪、四神(虎、麒麟、鳳凰、龍)などが描かれている場合もある。
経文が書かれている場合は風に靡くたびに読経したことになる。
高度順応も兼ねて1時間ほど山頂に滞在した後に下山。帰りは2時間ほどで無事にチュクンの街に戻ることができました。
高山病も全く症状がなく、安心もしましたね。
エベレストトレッキングの体験談だけでなく、実際に挑戦するにあたって必要な情報もそれぞれ記事にまとめています。
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