2018年10月15日〜11月4日まで、僕はエベレストトレッキングに挑戦していました。
カトマンズからバスでサレリ(Salleri)という街まで行き、そこからトレッキングを開始。
チュクンリーに登頂したあと、カラパタール・エベレストベースキャンプまで行き、最後はルクラから飛行機でカトマンズに戻るというルート。トータルで21日間のトレッキングになりました。
この記事では、エベレストトレッキング10日目のディンボチェ(Dingboche)で1日を過ごした時のことについてまとめています。
エベレストトレッキングの体験談だけでなく、実際に挑戦するにあたって必要な情報もそれぞれ記事にまとめています。
【そもそも、エベレストトレッキングって何なの?という方へ。】
>>エベレストトレッキングとは何なのか?具体的な詳細をわかりやすく解説!
【エベレストトレッキングにかかる費用について】
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【エベレストトレッキングに必要な持ち物・装備について】
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【エベレストトレッキング体験談。全21日間の体験談一覧】
ディンボチェでの1日
前日の夜から発熱と頭痛の症状が出てしまい、高山病の薬「ゾラマイド」を服用。
2Lの経口補水液を作って夜通し飲んではトイレに行っておしっこしてを繰り返して、夜が明けました。
朝の調子はイマイチ。熱は36.5度までさがったものの、なんかスッキリしない。
宿のオーナーと話すと、おもむろに指をさして「あの山を登って来なさい!」と。
いやいや、ちょっと意味がわからないんですけど・・・
つまり、山を登ってたくさん息を切らして呼吸することによって、体内に酸素を循環させて高山病を克服するという荒技らしい。
本当に体調が悪い。高山病の危険な症状が出ている場合は、すぐにでも標高を下げる必要があるのですが、軽い症状であればむしろこうして動いてたくさん呼吸した方がいいと言われたんですね。
本当かなぁと思い、体調がいまいちパッとしない中、身支度をして言われた通り山登りに出発しました。
午前9時。山登り開始。
山登りとはいえ、膝の調子のこともあったので途中までにしようということで、目指したのは地図上のビューポイント。標高4600m程度の場所でした。
ここまで登って戻ろうと決めて出発。
登り始めてすぐにディンボチェの街が一望できるところまでになりました。
1時間半ほどで目的地のビューポイントに到着
登り始めて1時間半くらいで無事に目的地のビューポイントに到着
体調はというと、登ってる最中は特に高山病の症状を感じることはありませんでした。
ただ標高が高く少し歩いただけで息が切れるなぁと感じるだけ。
このあと、無事に下山して宿に戻りました。
結局、高山病の症状はほぼ治った
山登りは午前中だけで午後からは宿で温かい飲み物を飲みつつボケーっとしていました。
体調の方は随分とよくなり、高山病の心配もほぼなくなりました。
これで無事に高度順応もできたので、めでたしめでたし。
この記事を読んで「軽い症状の場合は動けば治る!」と短絡的に理解されても僕自身責任は取れません。
あくまでも一例として参考にしてください。
実際に現地で高山病の症状が出てしまった場合は、まず宿のオーナーに相談してみてください。宿のオーナーは高山病にかかった観光客を見慣れてるので、自身で判断するよりは間違いなくいいでしょう。
一番は医師の方に見てもらうことなのですが、都合よくその場に医師がいることは恐らくないので、まずは宿のオーナーに相談してください。
エベレストトレッキングの体験談だけでなく、実際に挑戦するにあたって必要な情報もそれぞれ記事にまとめています。
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